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「やっとかめ」の意味と語源

昨日から安八町議会が始まりました。
議員席は一席ずつ間隔を空けた場所に名札が設置されています。
議長席や執行部(役場職員)席にはアクリルパーテーションが施されておりました。
 
「やっとかめやね(久しぶりやね)」
 同じ新人議員ですが、人生の先輩(ややこしいですね).から声をかけられました。

この方言を聞くとホッとします。
 
僕は18歳の時、安八町の家を出て静岡で一人暮らしを始めました。
初めての夏休みに帰省した際、祖母の一言目が、「やっとかめやね」だったのです。
 
「やっとかめ」の語源を聞かれ、調べたことがあります。
「八十日」と書いて、人のウワサも75日を超え、もう噂も聞かないほど会っていないという説、
単に「やっと(長い間)」会えた、つまり会えなくて久しぶりの意味を込めた説などいろいろ。
 
「やっとかめやね」の後、祖母から、お小遣いをもらいました。
1万円も。
しかし、しばらくすると、祖母は「やっとかめやね」を言わなくなり、お小遣いももらえなくなりました。
夏以来、1ヶ月に1度くらい帰省していたんですよね。
お小遣い狙いが丸見え。

祖母の眠る墓は、今月、ギボウシでアーチを作ってみました。

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