安八町の名産品が答えられません。
答えられなかったのです。
「何が有名なんですか?」
昨日、上野にある岐阜ホールに向かうタクシーの中で運転手から聞かれ、
安八(あんぱち)町の名産どころか岐阜の名産さえ出てきませんでした。
苦し紛れにロングランで大ヒットしている安八町の浅野撚糸さんのタオル「エアかおる」と答えてみたところ、
「タオルですか……」
と会話は広がりません。
「食べ物は何かないですか?」
タクシーの運転手さんは気を使って、さらに聞いてくださいます。
「えーーっと」
僕が唸ってしまったので、一緒に乗っていた議会事務局の方が「柿ようかん」と答えてくださったのですが、
「柿ですかぁ……」
これまた運転手さんの反応は今ひとつ。
会話は広がりませんでした。
こんなやりとりは、一度や二度ではありません。
「安八と言えば〇〇です。
●●な味でおススメなんですよ」
など、せめて、食べ物がパッと言えるようにしておきたいと強く思った次第です。
さて、岐阜ホールは、カフェや岐阜県のアンテナショップ。
運営するリトルクリエイティブセンターと安八町が連携協定を結んだとうかがったのは2ヶ月ほど前のことです。
現在、置かれている安八町の商品は「エアかおる」のタオルのみですが、
リトルクリエイティブセンターは、岐阜のひと、ものなどを情報発信しているフリーペーパーで知られるデザイン、編集会社なので、
今後、安八町が、どう絡んでいくのか楽しみにしています。
そうそう、
「安八町は、どのあたり?」
もよく聞かれます。
昨日も、ここに立ち寄った後に伺った代々木公園のクラフト酒ウィークでも聞かれたなぁ。
名古屋に近く、岐阜ホールにある、この地図で言うと左下の新幹線の辺りです。