幸田町が特撮の町になりつつあります。
愛知県幸田町が特撮の町になりつつあります……と知ったのは、一昨日のこと。
映画好きの方とのやりとりで河崎実監督の新作の話がきっかけでした。
監督にお目にかかったことはありませんが、
以前、カンヌ映画祭滞在中、
河崎監督の映画「いかレスラー」や「ヅラ刑事」を企画した叶井さん、
「日本以外全部沈没」制作総指揮の酒匂さんに大変、お世話になりました。
映画祭の前に立ち寄ったスペインで財布を落とし、カンヌ映画祭中、一文なしだった僕は彼らに、ご馳走様していただいたのです。
その節は、お世話になりました。
もちろん、帰国後、作品は全て拝見し、笑わせていただき、
その後も注目させていただいています。
ここ10年、河崎監督は毎年のように作品を発表していて、
新作は「超伝合体ゴッドヒコザ」。
舞台は愛知県幸田町と聞き、「?」となり、
作品情報を拝見して雄叫びをあげます。
制作総指揮が都築さんではありませんか。
幸田町は、ご縁がある自治体で、講演やトークショー、ニホンサンポや連載取材などで何度も伺っていて、
全てにおいて都築さんに、お世話になっているのです。
都築さんは幸田町にある仏壇屋の二代目店主。
仏壇の技術を使ったタンスやアート作品をニューヨークやドイツで披露し、
東日本大震災では位牌の修復プロジェクトを立ち上げて東北に通い、
プロデュースしたウルトラマン木魚が話題になり、その後、和田アキ子木魚もでき、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の治療装置を研究する社団法人の代表や大学講師など、
影武者がいるんじゃないかと思うような活動量に、いつも驚かされます。
そして、今度は映画制作に進出とは。
都築さんのSNSを拝見していれば、状況はわかったのでしょうが、
あいも変わらず、僕のSNSは発信のみで、他の方は全くといっていいほど見ない自分勝手な使い方なので知らなかったんですよね。
驚きのあまり、すぐ連絡しました。
「人生わからないもんです」
都築さんの軽やかさは相変わらずです。
現在、全国公開中で、
昨晩、名古屋で拝見してきました。
やられました。
途中の仕掛けに大笑い。
こんなやり方があったのかと。
オープニングとエンディングのタブレット純さんの歌声もよかったなぁ。
そして、この映画は、都築さんお得意のTシャツやカプセルトイなどグッズ展開の可能性も満載です。
世界で人気の日本製ソフトビニールの人形を作る工場も幸田町にあるとおっしゃっていたしなぁ。
そのうち幸田町のふるさと寄附金(4万人の町にも関わらず30億円以上集まるのです)の商品でも出てきたりして。
来年2月公開予定の映画も既に撮影が終わっているとのこと。
次はUFOの話らしい。