「お金が全てではない」はホント?
1週間滞在する予定が3週間滞在になったことがありました。
地下資源も観光資源もなく、世界最貧国の一つとして言われることもある西アフリカのブルキナファソ。
ないからこそ気づく「小さな幸せ」に日々、大袈裟なくらい喜び、
様々な種類の「幸福」があるんだなぁと思った旅でした。
お金が大切なことは言うまでもないし、
今もお金持ちではない僕が言うことに説得力はありませんが、
「お金が全てではない」と道徳的に何度も聞いた言葉を実感したのです。
シャツを作ってもらった女性デザイナーのサンドリン、
ブルキナファソの公用語であるフランス語をいつも通訳してくれたあゆみさん、
現地で孤児院の開設準備に勤しんでいた飯田さん、
3週間、ほぼ毎日のように一緒に過ごし、現地のビールを飲み交わしながら語り合っていました。
彼らと400キロほど離れたバンフォーラまで1泊2日で小旅行に行った時のこと。
東京から安八(あんぱち)くらいの距離と思えばいいでしょうか。
ただ、日本のように高速道路が発達しているわけでもありません。
途中でクーラーが壊れるようなバスで、8時間ほどかけてたどり着きます。
バンフォーラには地元で知られる滝がありました。
つまり水があるのです。
ブルキナファソは清潔な水の確保に悩まされ、一日かけて水を汲みに行くということは珍しくありません。
サンドリンは滝を見たとき、真っ先に服のまま飛び込んでいきました。
そして、彼女が水から上がった時の幸せそうな顔は今でも忘れられません。
本日6日(土)と明日7日(日)は、僕も参加している安八町の写真サークル「ノザクラ」の第二回写真展がハートピア安八で開かれ、
僕は、このサンドリンの写真ともう一枚、ブルキナファソの写真を展示させてもらっています。
お時間ありましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。
明日7日(日)は、12時半から2時間ほど会場の受付当番で座っているので、よろしければ、お声かけくださいませ。
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