ひどいどら息子の実態
敷地内に納屋があります。
戦前までは稲作に使用する道具や米の保管庫として使用していたらしい。
今は使わなくなったタンスやパンクしたままのリヤカーなどが置かれ、
4年ほど前、選挙カーに載せた看板、
昨年、ニホンミツバチの巣箱用に購入した大量の杉板なども放り込まれ、物置小屋に近い。
灯油タンクも入れてあり、冬場に利用するファンヒーターの灯油を入れる時くらいで、ほとんど入ることはありません。
先日、この物置小屋にスポットがあたりました。
作付けが増え、直販用の米の保管庫が足りなくなり、次の保管庫の場所として提供してくれないかと言われ、喜んでお受けしたのです。
しかし、先日、先輩方に見ていただいた際、ドン引きするほど汚いことに改めて気づきました。
保管庫を持ち込む前に、せめて置き場所くらいは確保しておきますとお答えしたのですが、なかなか気がのらず、田んぼの作業を言い訳に延ばし延ばしに。
昨日、ようやく入りました。
改めて見渡すとひどい。
小さな小窓の一つは割れ、土壁もくずれ、うっすら外が見えている場所もあり、
ツル系の植物が中にまで入り込み、途方にくれました。
よく見ると気づいたことがあります。
捨てられない母が、いろいろな物をためていたのですが、キチンと整理されていました。
途中から、それが崩れているのです。
原因は僕。
一時期、東京にトランクルームを借り、
会社で創った印刷物、書籍やCDやDVD、海外の旅先で購入した用途不明の品物、引っ越しの際、行き場のなくなった小物の箱などを置いていました。
その後、トランクルームを解約した際、
当時、乗っていたステーションワゴンに詰め込んで、
安八の納屋に持ち込んで、放り込んでいったのです。
ゴミ屋敷ならぬゴミ納屋状態の中に身を置き、
ひどいドラ息子だなぁと反省しながら汗だくで片付けておりました。
当分、終わりそうにありません。
用途不明の品物の一つ。
ミャンマーはインレー湖で暮らす部族から購入した背負える籠。
畑の農作業用に使用したいと思います。