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新米ツアー始めます。

新米ツアー始めます。
今年収穫し、「新米」を農業の「新米」である僕が全国へ運んで行商に出ます。

もちろん、通貨でも販売します(確認したら20トン以下であれば販売許可申請はいらないとのこと)が、
時には物々交換になることもあるでしょうし、
珍しい品種の米であれば米々交換になるかもしれません。
後々、農業経理で大変になる可能性はあるけど、それも実験。
安八町と全国を米でつなぎながら、様々な可能性を探ってみたいと思っています。

さて、今年の農業は、僕が担当する作付面積も一気に増えました。
JAのカントリー(保管・処理施設)契約、
大量の種もみ発注、
出張や選挙期間が重なった稲刈り、
輸送用2トンロングトラックのレンタル、
長年、耕作放棄地だった場所の作付け(大失敗しました)など初体験だらけ。

先輩たちの指導を仰ぎながら、
僕が出張中は先輩たちが刈ってくださり、
見兼ねた農業の大先輩もお手伝いとして新たに加わり、
自分のコンバインまで出して刈ってくださいました。
あいかわらず、皆さまにご迷惑をおかけしながら、活動しています。

とにもかくにも、
JA契約分の米はカントリー納入期限日までに何とか納品し、
直販分の米は先輩の米乾燥機で玄米に仕上げていただき、
今年、我が家に設置された保管庫に、一昨日、運び終えました。

来年以降の課題は山積みですが、行商の長距離運転中に考えます。
そうそう、肝心の販売品種。
炊き立てはもちろんですが、冷めても美味しいので、おにぎりや弁当にも相性がいい、岐阜県が誇る「ハツシモ」、
もち米(僕の農業はもち米栽培スタートでした)は、赤飯好きの母が好きな山口県産の種もみ(暑い気候に適している品種とのことで、温暖化対応の観点からも注目しています)で作った「ミヤタマモチ」になります。

「新米」と呼べるのは12月末までですが、1月くらいまでは時間を見つけて行商の旅を続ける予定。

写真はコンバインからJAへ輸送用の米を詰めているところ。
新品のフレコン(網目の米の容器)の下部のベルトロックが開いていて、
カントリーエレベーターでぶちまけ、
JAの皆さまにも大変、ご迷惑をおかけしました。
申し訳ありませんでした!

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