「ズーク東京」の壁面に安八町在住のアーティストが描く
銀座のコリドー通りに新しいクラブ「ズーク東京」ができました。
踊るクラブの方です。
念のため。
早寝早起きの僕にクラブは無縁です。
昔、ホワイトマンに参加してくれていたVJが出演するクラブに伺った際、一緒に行ったメンバーたちは朝まで踊っていましたが、僕は彼の控え室だったか、とこかのソファだったか忘れましたが早々に横になり、朝まで寝かせてもらいました。
それくらいクラブの楽しみ方を知りません。
そんな僕も雑誌を作っていた頃、シンガポール特集で、
クラブ文化が盛んなこの国の、様々なクラブへ連れて行っていただき、取材させていただきました。
DJが繰り出す爆音のテクノの前でスキンヘッドのバレエダンサーたちが踊る光景は、今でも脳裏に焼きついています。
「ズーク」はシンガポールを代表するクラブでラスベガスなどにも進出し、今回、日本に上陸したらしい。
そして、「ズーク東京」のダンスホールの壁面の絵を描いたのが安八町が誇るアーティストRoam Couch(ロームカウチ)さん。
浮世絵の技術も駆使する彼のステンシルアートは、今や世界中で知られ、
ジャパニーズバンクシーと呼ばれることも。
ニューヨークのギャラリーと契約し、安八町に住みながら世界で活躍されています。
ただでさえ、アートの見解の幅は広いのに、
ストリートアートは、なおさら。
CMに起用され、OKB(大垣共立銀行)など大企業からの依頼など、ここ数年、彼を取り巻く環境の変化で、
「らくがき」と揶揄していた方が「アートかも?」、そして「アートだ!」と変化していくから不思議で面白く、時間もかかります。
しかし、彼の安八町に対する想いのスタンスは変わりません。
時に安八町が好きだと公言する僕の想いの薄さを猛省するほど強い。
安八町内には、今年できた時計台はじめ防災倉庫、駄菓子屋や書店の壁など、様々な場所で彼の作品を楽しむことができます。
役場への問い合わせも多くなっているのだとか。
サイクリングツアーや車で巡りながら写真に収めていく若者たちは、まるで町全体を美術館のようにして楽しむ姿も見られるように。
話が逸れました。
さて、昨日の「ズーク東京」グランドオープン。
地下3階のダンスフロアの壁面に和傘を持った浴衣姿の女性が描かれたRoam Couchさんの壁画を眺めながら、シャンパンをいただき、
世界的なスターDJ「カスケード」が登場する前、早々に失礼しました。
未だにクラブの楽しみ方を知らないままなんだよなぁ。
そして、
「クラブ?無理、無理。行かな〜い」
とパートナーの塩対応も変わらないんだよなぁ。
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