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ズジョウクンレンって?

 ズジョウクンレンと聞き、僕の頭の中では、「頭上訓練」の文字が。
しかし、「図上訓練」でした。
正確には災害図上訓練というらしい。
地図を使って災害対策をすること。

災害が起きた時、役場の職員中心に災害対策本部を設置します。
情報収集、避難支援、インフラ対応など役割を振り分けられたチームに別れ、それぞれ対応が求められます。  

昨日の場合、地震対応でした。

たとえば、
「親御さんたちか問い合わせが殺到しています。
こども園の子どもたちをどうするか?」

こども園は建物が壊れておらず、
子どもたち全員怪我もなく無事です。
このまま、ここで避難待機します。
保護者には一斉送信します。

「高齢者施設から連絡が入りました。
壁に亀裂が入り、利用者もスタッフも動揺しています。
どうしたらいいですか?」

近くの避難施設にも指定されている温泉施設は被害がありません。
コミュニティバス、路線バスの確保ができたので、全員移動します。

といった具合に次々と判断して、情報を共有していきます。

2日目以降、フェーズ2の訓練も。

「屋根が壊れた家屋が多数あり、町民から雨対策のブルーシートの要望が多数入っています。
どうしますか?」

提携先の企業に連絡して、ブルーシートを確保して配布します。

「避難物資支援の連絡あり。
欲しい物と数、搬送先と搬送ルートは?」
「福井県よりボランティア5名入られます。
どこで受け入れますか?」

など次々と。
訓練の様子を拝見しながら、
僕も一緒に考え、
災害時、地区での議員の役割を考えていました。
次回は議員もチームで参加したいと思った次第です。

写真はタイにて。

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