東京、大阪、北海道、京都に続いて5位に岐阜が!
春節休みの人気旅行先で、1位東京、2位大阪、3位北海道、4位京都……そして5位が岐阜と教えていただき、「えっ?」と思わず声が大きくなりました。
岐阜県は、毎年、国内の魅力度ランキングが低い(昨年は39位)ので、そのギャップに驚いたのです。
高山市はじめ近隣自治体の功績が大きいことは言うまでもありません。
1986年の「国際観光都市宣言」以降、
多言語やバリアフリーに力を入れ、
合掌造り、スキー、温泉など、飛騨が持っている可能性を大切に守り育て、
積極的に広めてきたことが大きな要因なのでしょう。
目先の開発に限界が見える日本各地の現状にも、どこか共通点があるよなぁ……と考えていたところで、近所のデザイナー小島さんから「船町ベース」の話をうかがいました。
彼は長い間、「船町ベース」プロジェクトの中心メンバーとして活動していらっしゃいます。
「船町ベース」の場所になる「大垣船町港」は、河川を利用した人、物資、文化が行き交う拠点でした。
松尾芭蕉が「奥の細道」の結びの地としても知られ、
旅を終えた彼は、この港から三重県は桑名へ向かっていったのだとか。
歴史的にも人口的にも大垣市は知名度も高いですが、
郊外の駐車場スペースが多いショッピングモールへ人が集まるようになり、
駅前はマンション開発の波が押し寄せる傾向が強く、
それは他の地方都市と変わりません。
その波から守るセリア創始者の河合氏、
「半建築(使い方が決められた設計ではなく、実際に使う人が自由にアレンジする余地)」を提唱する「スキーマ建築計画」の長坂氏の建築、
お菓子と遊びをかけあわせたお菓子ブランド「栄光堂ホールディングス」のカフェプロデュース、
金蝶堂総本家の復活など、
「船町ベース」の話を聞くだけでワクワクしてきます。
3月20日のオープン日が決まり、クラウドファンディングも始まったらしい。
応援というより恩返し要素が強いクラウドファンディングの使い方は参考になり、
僕も、先ほど、ちゃっかり、参加応援でポチッと押させていただいたところ。