CDとレコードとライブと
アメリカの音楽売り上げデータによれば、20年前はCDが90%だったのが、今やストリーミングサービスが70%らしい。
しかし、興味深いのはレコードが7%と健闘していること。
若い人の物理的経験の新鮮さを求める現れとおっしゃる方もいます。
昔、お世話になっていたジャズミュージシャンがCDでは収録できない音域がレコードには収録できるからと、よく説明してくれたっけ。
そういえば、世界で見ると日本のCD界は、握手券などの工夫が施され、「マシ」なのだとか。
「マシ」具合は、わからないけれど。
昨日、久しぶりにタワーレコードに立ち寄りました。
入り口付近は、AKBグループ、坂道グループ、ジャニーズ、KPOPのコーナーで埋め尽くされている光景を目にして、いろいろ思い出したのです。
中に入っていくと、僕が知らないバンドのアルバムがピックアップして並べられ、試聴できるようになっています。
知らない世界に触れられる本屋に近い感覚が好きなんですよね。
ついつい長居してしまいます。
最近、お気に入りのT字路sも、新しいカバーアルバムが出ていて、聴き入ってしまいました。
「あっ、遅れる!」
と我に返り、その上の階のライブハウス「名古屋クアトロ」へ向かいます。
昨晩の目的は、旧知のベーシストが参加しているロックバンド「SPICYSOL」のライブでした。
予想以上に楽しかったなぁ。
そうそう、先述したジャズミュージシャンが言っていました。
ライブは音域だけではなく、
楽器の波動、
演者と観客が作り出す空気も味わえる、言うまでもなく一番、いいからねと。
まさに音を楽しむ、音楽の夜となりました。
写真は、ストリーミングでダウンロードした最新アルバム。
我が家も今ではCDを聴くハードがありません。