今、個人演説会をする理由
コロナ対策を施しながらの「江崎よしひで」個人演説会@安八町中央公民館
この一行を読んで、どう思われるでしょうか。
「今、どんな時期か知っとるんか?非常識や!中止すべきだろ!」
「それはいい!コロナ行政に従事した方だからこそ対策してやることがメッセージにつながる!」
反応は、おおよそ二つに分かれます。
それぞれの正義が、あるので仕方がありません。
今回、演説会のご案内していると「中止すべき!」の方から、よく叱られました。
「成人式中止など子どもたちが我慢しているのに、大人が好き勝手にやっていいのか」
など道徳論につながることも多い。
黙って最後まで話を聞きます。
叱ってくださった方が感情的になっていらっしゃらなければ、その後で開催する理由を説明します。
「おっしゃることは、よくわかりました。
少しだけ聞いてもらっていいですか?」と。
江崎さんは11月まで内閣府審議官の科学イノベーション担当として、
新型コロナウィルス対策の中心メンバーだった方です。
第三派で広がった大きな理由は、マスクと手洗いを徹底してこなかったこと。
今回の新型コロナウィルスの特性は、「感染力は強く、毒性は弱い」
感染は飛沫が原因。
それを防ぐためにマスクを着用します。
そして、もう一つ。
飛沫がついた手で鼻や口を触ること。
それを防ぐために、こまめに手洗いや消毒をします。
ただ、飲食店で酒でも入ろうものなら、徐々にマスクをはずしたまま長時間話し込みます。
感染して自宅に持ち帰り、
家庭ではマスクをしない方も多く、家庭内感染に。
国の施策は一律になりがち。
特に都市圏の人口の多さでは情報が正確に伝わらず、
そもそも人が集まらなければいいんじゃないのかという極端な自粛要請にならざるを得ません。
本来であれば、それぞれの地方に合う施策があり、
国でできることと県でできることがあります。
国もそうして欲しい本音もありますが、様々なことが絡み合い、なかなかうまくいかない。
いくら飲食店を20時までとしても、成人式を中止しても、
「だったら、どこかに集まって、みんなで飲もうぜ!」
とマスクなしで飲み会をすれば感染は広がります。
江崎さんは、こうした動画をインターネット上で発信されていますが、インターネットが身近ではない方には直接、届け、漠然とした不安を払拭してほしい。
結局、昨日は岐阜県でも独自の非常事態宣言が発令され、20時以降の外出自粛を要請されたので、
19時からの演説会を短縮し、
20時までに自宅に戻れるように開催されました。
「正しく恐れる」が広まることを心から祈ります。