肖像権と球団経営
肖像権について弁護士に相談したことがありました。
その時、彼が例として持ち出してきたのは大リーグ。
1人で映っている野球カード、3人以上(5人だったかもしれません。チームの写真とみなされる数)で映っている野球カードでは契約が違うといった説明だったように思います。
日本のプロ野球と大リーグの球団経営の違いの話になりました。
大リーグの方がうまくいっているイメージがあり、実際、その通りで、数字で見れば圧倒的。
それは選手の年棒にも反映されているのでしょう。
一試合あたりで言えば、日本の方が集客数は多いのにね。
なぜなのか。
メジャーリーグの方が試合数は多いこと。
また、シーズンチケット(年間パスのようなチケット)の割合が大きいことで、安定した収入源になることも言われています。
放映権も大きいですが、意外だったのは、
MBLが一括管理していて、それを各チームに分配し、チームによる資金力の差を緩和させているのだとか。
もう一つアメリカらしいなぁと驚いたことが、様々なサービスが受けられる高級席の存在でした。
当時は驚いていたけれど、今はそうでもありません。
これも大切な仕組み選択なんだなぁと思うようになったからでしょうか。
例として出される話に飛行機があります。
LCC(Low-Cost Carrier)のような仕組みもあるけれど、
馴染みのある日本航空や全日空のようなFSC(Full Service Carrier)の会社の場合、
ファーストクラス、ビジネスクラスなど高級席の存在で、僕のようなエコノミークラス利用者も安定した価格で飛行機を飛ばすことができるらしい。
このところ、花火や祭り、様々なイベントで販売されるようになった高級席も、そういった流れや考え方が日本にも根付き始めたということなのでしょうね。
まだまだ賛否両論の議論は続きそうですが。
先日、安定した集客数と球団経営で知られる川崎フロンターレの試合を拝見しました。
Jリーグ経営もいろいろあるようです。