手のひらの上のミクロとマクロ
やあ!
本日は石の魅力、楽しみ方をお伝えできればと思っています。
こちらの写真をまずはご覧下さい。
カナダの森をドローンで上空から撮影したものです。
ごめん。嘘です。
こちらはアズロマラカイトの原石を接写したものです。
でもこれほんとに何処かの風景に見えてきたりしませんか?木々の間を今にも車が走ってきそうな。
(全然見えねえってか?それはもうお手上げだぜ。この先はもっとちんぷんかんぷんになっていく事を保証しよう。)
で、ここからは見えたと仮定して先に進めます。
一例しかあげていませんが、こういった感じで時に石は色んな風景や景色を見せてくれます。
ガーデンクオーツという石なんかはわかりやすいので知らない方はググってみてください。
それでは次に2枚の写真をご覧ください。
まず1枚目はこちら
こちらは地球から7500光年離れた場所にあるカリーナ星雲です。
この星雲の中にもしも地球があったと仮定するとその大きさは見えないくらい小さな塵レベルです。
宇宙にはこんな馬鹿でっかい星雲やら銀河やらがいっぱいあって「宇宙よ。どんだけでかいんだ」といった感じでひっくり返ってしまいますね。んでもってこちらは大き過ぎて肉眼で見る事ができません。
続きまして2枚目の写真
こちらはどっかの国の方の目です。きれいな瞳の色ですねえ。窓の外でも見てんのかな?
目の虹彩は肉眼で見えるレベルですが、私たちの体内にある細胞や組織など小さ過ぎて見えないものを電子顕微鏡などで見るととても美しい世界が見えてくる事があります。
そういった画像を見た事ないけど興味あるなって方は[人体 ミクロ]とかで検索してみてください。(Google先輩任せ)
このカリーナ星雲と目の虹彩の写真2枚を見比べてみるとどことなく似ている様に見えてきたりはしないでしょうか?
(全然見えないってか?それはもう二度目のお手上げだぜ。今夜はやけ酒だ!)
はい。見えたとして。
宇宙の星雲と人間の目は全然違うものだが、なぜか似ている様に見える。
このことから私たちはこの広大な宇宙の中にある地球という星に存在していて、私たち一人一人の中にもまた広大な宇宙が存在していて宇宙そのもの。繋がっている。と感じ取る事ができないだろうか?
【マクロコスモス(大宇宙)】
【ミクロコスモス(小宇宙。つまり人体)】
そしてこの2つの肉眼では見る事のできない世界を同時に感じとり、手のひらの上で見る事ができるもの。
それが石なのではないか。とわたしは思っている(独断と偏見)
そういった見方で石を眺める楽しみ方もあるよ♪っていうご提案でした。
それでは金子みすずの詩をひとつご紹介して終わりにしようかと思います。
最後まで読んでくれてありがとう!
「蜂と神様」
蜂はお花の中に
お花はお庭の中に
お庭は土塀の中に
土塀は町の中に
町は日本の中に
日本は世界の中に
世界は神様の中に
そうして、そうして、神様は
小ちゃな蜂の中に