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バンクーバーの保育施設でボランティアをする時に必要なもの

バンクーバーのさとうです。
6月よりバンクーバーからリモートワークをしております。
生活の中で発見した、「これいいな」をブログでご紹介しています。

今回は、バンクーバーの保育施設でのボランティアで必要な「無犯罪証明書」についてご紹介します。


日系保育園でボランティアできないかと思い、問い合わせてみたところ、ボランティアするには「無犯罪証明書」がないといけないとのこと!

カナダでは、子どもの施設でボランティアする場合、「無犯罪証明書」が必要とのことで、保育士だけでなく、医療従事者や教職以外の学校職員(用務員・管理人等)、介護施設の従業員等にも求められるそうとのことです。

https://hoikupedia.com/blogs/2022/08/criminal-record-check/

これまで私が関わっていた日本の保育現場では「無犯罪証明書」の提出は聞いたことがありませんでしたので、初めての取り寄せ・提出となります。

この「無犯罪証明書」提出と似た動きとして、「日本版DBS」があるかと思うので、自分の学びのために載せておきます。

日本版DBSとは、子どもに関わる仕事をする人を対象にした、過去の子どもへのわいせつ行為・性犯罪歴の証明を求める制度で、日本政府は2024年3月19日に、日本版DBS制度を導入するため、法案を国会に提出しました。

イギリスの犯罪経歴管理・証明発行システム「DBS(Disclosure and Barring Service)」を参考にしている「日本版DBS」は、現在、こども家庭庁が導入を進めていますが、全世界で見ても、ドイツ、フランス、オーストラリア、ニュージーランドなどでも同様の制度があるようです。

子どもの施設でボランティア・勤務する際の「無犯罪証明書」の提出は、その施設が保護者も子どもも安心できる場となるために、必要なステップの一つではないでしょうか。

ボランティアする側としても気持ちが引き締まりますし、とても良い取り組みだと感じました。

以上、バンクーバーからでした!

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