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「Every Child Matters」日本のオレンジリボンとカナダのオレンジシャツデー

バンクーバーのさとうです。
6月よりバンクーバーからリモートワークをしております。
生活の中で発見した、「これいいな」をブログでご紹介しています。

今回は「Every Child Matters」をご紹介します。

日本では11月は「児童虐待防止推進月間」として、街中でもオレンジリボンをよく目にしますが、カナダにも9月の終わりに「オレンジシャツデー」という祝日があり、街中でオレンジのシャツを目にします。

オレンジリボンには「児童虐待防止」というメッセージが込められています。オレンジシャツデーには「全ての子どもは平等に尊重されるべき(Every Child Matters)」という想いが込められています。

「子どものため」の想いが込められている点で共通しています。


同じオレンジを活用しているのは何か理由があるかと思い、それぞれ調べてみました。

【日本】オレンジリボンのオレンジの由来
このオレンジの色は里親家庭で育った子どもたちが「子どもたちの明るい未来を示す色」として選んだといわれています。
参考URL:
https://www.orangeribbon.jp/about/orange/orange_character.php

【カナダ】オレンジシャツのオレンジの由来
Phyllisさんというある一人のFirst Nationの女性が、レジデンシャルスクールに行った最初の日にオレンジのシャツを取り上げられたという経験から来たもので、毎年レジデンシャルスクールについての論議をする機会となっている。
参考URL:
https://hoikupedia.com/blogs/2016/10/orange-shirt-day/

はじまりは違えど、子どもの未来を奪ってはいけないという共通する想いが感じられました。

カナダでは、オレンジシャツデー以外でも子どもの施設でよく目にする「Every Child Matters」という言葉。「全ての子どもたちが大切」です。

遠く離れた日本とカナダのオレンジが繋ぐ不思議なご縁。
両国ともに、このオレンジ色が子どもたちの未来を より明るくするキッカケとなることを願います。

以上、バンクーバーからでした!


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