56日目_カルマ【フランス/パリ】
3/21(火)
思えばアムステルダムでのフェルメール展当日入場料がツキ過ぎていた。
全会期中の前売りチケットがあっという間に売り切れ、もはやフェルメール展に入るにはアムステルダム国立美術館の年間サポート会員(年間1,000ユーロ)みたいなのになるしかないみたいなことを書いているサイトもあったのに、開催していることすら意識してなかった私が当日券で入れたのは、どう考えてもツキ過ぎていた。
何かその分悪いことがあるような、どこかで取り返されるような、そんな気がしていた。
そうしてずっと心の中で引っかかっていたのだが、今日はなんとなくその分が戻ったような気がする出来事があった。
カルマ※
カルマという言葉があるが、私はそれを割りと信じている。
※因果応報に近い
だから意識できるところでは良いことをしようと思っているし、その分が返って来ていることもなんとなくわかっている。
ただ、今回のように特大のラッキーは、ちょっと注意しないといけないなと思った。
チェックアウト
明日はパリのディズニーランドに行くので、パリ北駅近くの宿は今日でチェックアウトだ。
駅の出口を上がったところで炭火焼鳥をしていたのには驚かされたが、特に何もなく無事2泊が終わった。
妻と一緒に電車に乗り、乗換駅へ。
なんて読むのかはわからないが、Les Halles駅に併設されていた複合施設にて朝ごはんを食べる。
そしてそのままコインロッカーに荷物を預け、パリ市街散策2日目だ。
今日はオルセー美術館とオランジュリー美術館に行く気満々だったのだが、オランジュリー美術館が火曜休みだったのでオルセー美術館のみにした。
オルセー美術館
オルセー美術館はルーブル美術館よりは規模が小さいものの、1800年代後半以降の絵を多く展示しており、人気の印象派やポスト印象派の名作がたくさん見れるのでとても人気だ。
パリ万博の時に建てられた駅舎を元に作られたらしい。
教科書で見たような絵がたくさん
ここで一番見たかったのはこの2点
・ミレーのバルコニー
・ドガの踊り子
※一番なのに2点なのは許していただきたい。
しかし、その2点が見当たらない。
あるはずの展示室をくまなく探しても、他の展示室を探しても、どこにも見当たらない。
仕方ないのでインフォメーションに行って聞いてみることに。
すると、バルコニーは知らない、踊り子はfragile(脆い)ので、現在展示を中止しているとのこと。
知らないって大丈夫かとも思うが、なるほど・・・絵というのはそりゃ劣化していくんだよな。
そしていつか、見たくても見れないようになるんだなと思った。
オランダでのツキを調整されたような気持ちだ。
残念。
ても、本当に今回の旅で巨像に加えて絵も見に行ってるのはいい判断だと思う。
見れるときに見ておこう。
そしてオルセー美術館の近くでランチを食べ電車で自由の女神を見に行くことに。
自由の女神
ニューヨークじゃないの?と思う人もいると思うが、自由の女神はパリにもある。
元々ニューヨークにある自由の女神はフランス政府が送ったもので、そのお返しにアメリカ政府がフランスに送った自由の女神が、エッフェル塔を少し越えたあたり、セーヌ川沿いにある。
昨日はフランス政府が強引に年金受給開始年齢を引き上げたことで大規模な抗議が行われ、電車やバスがストップしてしまっていたのだが、今日は無事にたどり着けた。
ニューヨークもそうだと思うけど、川に向かってるので正面から撮るのが難しい。
大きさは恐らく10mくらいかな。
ニューヨークにあるモノよりかなり小さい。
しかし、前から来たかったのでこれてよかった。
せっかくなのでエッフェル塔も行く
エッフェル塔まではキックボードで行った。
現地のサービスに登録しなくても、ウーバーのアカウントで使用できたのでとても便利だった。
そしてディズニー方面へ移動
電車で40分程度と、少し離れている。
晩ごはんはスーパーで色々買った。
明日はついにディズニー!
つづく!