組織開発読本
目次
1.はじめに
2.そもそも会社(組織)は何のためにあるのか?
(ア) 株主のために存在する。株主資本主義
(イ) ステークホルダー資本主義
(ウ) 競争原理か調和原理か
3.中央集権型組織と自律分散型組織
(ア) 中央集権は、モチベーション2.0、命令と評価、アメとムチの世界
(イ) 中央集権型組織のメリットと限界
(ウ) 自律分散型組織は、モチベーション3.0、一人一人の主体性、Teal組織、ホラクラシー経営、やらせるとやらされる
(エ) 愚痴。損得勘定に囚われた労働観。
4.旧来組織の課題①~「目標設定の違い」は根本的
(ア) 与えられたノルマなのか、内発的な目標なのか(ビジョン共有と共有ビジョン)
(イ) 上場企業のノルマ(ロイク5%以上、など)があっても、共有ビジョンを生成することはできる
(ウ) ベンチャー企業における「スピード感の違い」
① 少数精鋭で「速い」人たちだけでやる
② 多様性を受入れ「組織としては速い」でやる
(エ) 生み出そうとする「価値」。財務だけでなく、顧客価値、成長、環境負荷、やりがい、協働体験。人的資本、社会関係資本、自然資本、製造資本、知的資本。
(オ) 未来企業は内向きと外向きにギャップがない
(カ) 協同組合型組織(株主と従業員が同じ。場合によっては顧客も同じ)
5.旧来組織の課題②~役割分担、専門性、属人化
(ア) 効率化を求めて専門化し、蛸壺化する
(イ) 隣の部署のことが分からない
(ウ) 情報の流通、感情の流通、ぎこちないロボットか、なめらかな有機体か
6.教育か学習か
(ア) 経営陣がなって欲しい人材になるように知識を付与するのが教育(評価と連動)
(イ) 社員一人一人がビジョン実現のために知識を獲得するのが学習
7.転職が当たり前の時代
(ア) 船をこぐ
(イ) この船はどこに向かっているのか?
(ウ) 船への愛着、いわゆるエンゲージメント
(エ) 組織の遠心力と求心力
8.自律分散型組織の6つの要素(山田さんの8つのトレンドとの関連性)
(ア) Diversity of Value(該当なし)
(イ) Vision Driven(利益⇒パーパス)
(ウ) Transparency(秘密主義⇒透明性)
(エ) Agile(予測と計画⇒実験と適応)
(オ) Self-Management(ピラミッド⇒チーム)(ルールと管理⇒自由と信頼)(ジョブディスクリプション⇒才能と熟達)
(カ) Dialogue(指示型リーダーシップ⇒支援型リーダーシップ)(中央集権型⇒分散型)
9.組織変革の実際のステップ
(ア) 自律分散型組織、自走組織、Teal組織、未来型組織へのステップ
(イ) 心理的安全性の醸成、チームビルディング、Strength。
(ウ) 個人ビジョンを引き出し、共有ビジョンを生成する
① 個人ビジョンを描く際の心理的抵抗
② ABC理論とトラウマの癒し。U理論。
(エ) 共有ビジョン実現の壁を直視する
(オ) 愚直なアクションラーニングの繰り返し。リフレクション、セレブレーションの重要性
10. おわりに