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全日本実業団バドミントン 石川県勢のまとめ

愛知県名古屋市で開かれたバドミントンの全日本実業団選手権大会
(2023年6月21日−25日)

石川県からは、男子はシードの金沢学院クラブ(S/J1部)のほか、ワタキューセイモア(S/J3部)、金沢市役所、コマツ粟津が出場。
女子は、前回大会ベスト16で、来季からS/J2部への昇格が決まっている金沢学院クラブが参戦しました。
今回は主に男子の結果について振り返っていきます。

予選のグループリーグを勝ち上がったのは、金沢市役所とワタキューセイモアでした。

金沢市役所は2勝でグループリーグ突破


ワタキューセイモアは1ゲームも
落とさずグループリーグ突破

本戦・66チームによるトーナメントに進んだ両チームでしたが、金沢市役所はVERTEX(新潟)に1-3で敗退。

ワタキューセイモアはラリースマイル(和歌山)相手に3-1で快勝し、東北実業団選手権王者の東北マークス(宮城)に挑みます。

東北マークスには0-3で敗れる

結果だけを見ればストレートの敗戦ですが、第1ダブルスのエース対決は、3ゲームすべてが延長にもつれ込む大激戦!
鈴木・韮澤組はS/Jリーグ1部でも勝ち星をあげるほどのペア。それを相手にワタキューの伊東克範・尾崎公哉ペアはここまで渡り合ったわけです。これだけ強力なエースペアを擁するだけに、次回のS/J3部では、もう一本をどう取るかが2部昇格へのカギとなりそうです。

そして、本戦から登場の金沢学院クラブ

0-2からシングルス3本で逆転!

何といっても今大会は4回戦のこの勝利に尽きるでしょう!
ダブルス2つ落として、0-2からシングルス3本で逆転勝利ですよ。おそらくエースペアの伊藤・友金を第2ダブルスに回して、エース対決を避ける目論見があったと思いますが、コンサドーレ(北海道)も、しっかり読み切って前戦から1複と2複を入れ替え、エース対決に持ち込んできました。団体戦の面白さはまさにこういう部分です。コンサドーレはオーダーがハマり、ダブルス2連勝で王手をかけます!
しかし、金沢学院クラブにはそれを覆すだけの強力シングルス陣が控えていました。石川県社会人選手権3連覇の藤田遼、今季から加入のプロ選手・猪熊心太朗、そして元日本代表の坂井一将!S/Jリーグ1部同士の戦いを鮮やかに逆転で制して、金沢学院クラブがベスト8進出を果たしました!

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