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2024年9月、全体の空模様

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12星座別の9月の占いは、以下でどうぞ!

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こんにちは、石井ゆかりです。
8月中はなんだかんだ、大混乱!という感じでしたが、9月に入るとほぼ同時に、またガラッと雰囲気が変わりそうです。


月初の「節目」、火星と冥王星の対峙

まず月初、5日まで「節目」イベントが目白押しです。2日に冥王星が山羊座に戻り、天王星が逆行開始、さらに3日に乙女座の新月が起こり、5日、火星が蟹座入りします。

この中でも印象的なのが、冥王星と火星の動きです。冥王星は11月20日まで山羊座に位置し、火星は11月4日にいったん獅子座に抜けます。つまり星座の位置関係としては、蟹座火星-山羊座冥王星というオポジションが11月まで続く、ということになります。

冥王星は火星のハイアー・オクターブと言われ、どちらも「火」の星です。蟹座の火星はクセがありますが、山羊座では火星は高揚します。トランスサタニアンはオウンサイン以外にはディグニティは特にないですが、山羊座で火星が元気なら、多分冥王星も元気だろう、という気がします。

蟹座も山羊座も、人間集団や組織、「身内を守る」ことと関係が深く、「国内」、ナショナリズムやパトリオティズムと結びつく世界です。特にここに火星や冥王星が入ると「守るための(場合によっては過剰な)攻撃」という象意が浮上します。たとえば今、世界各地で紛争や戦争が起こっていますが、この配置が「それぞれの内部の論理の強化による、衝突の激化」ということを示しているわけではないことを願いたいです。
むしろ、国や組織、集団の中でも、様々な意見を持つ人々がいます。特に蟹座火星は「内部での紛争」というイメージもありますから、破壊的な選択に反対する動きが内部で強まり、あるべき方向へと軌道修正されていく、という流れになることを祈りたいです。

ともあれ、この月初の「節目」は、ひとまずのゴールを11月とするスタートラインです。2ヶ月から3ヶ月くらいのプランがここで始動する、というイメージです。

金星、水星がオウンサイン


水星は9日に乙女座入りします。7月末に一度乙女座入りした後、逆行して獅子座に戻っていましたが、ここで再入宮となります。
水星は乙女座の支配星で、さらに金星もオウンサインの天秤座に位置しており、ここは大変風通しのよい状態となっています。8月中の実務上の混乱、コミュニケーション上の混乱が、9月中旬にはきれいに解決しそうです。話も用事もさくさく進みますし、気持ちよく生活できる時です。

たとえば「窓口に問い合わせる」「役所にかけあう」みたいなことが、ここでは結構うまくいくかもしれません。というのも、双子座の木星と天秤座の金星が120度の位置関係となり、対話、調整、相談がはかどるイメージがあるからです。「どうせ話してもだめだ」「相談したってムダだ」と思い込んでいた件があれば、だめもとで試みるのも一案です。

18日、魚座の月食

18日には、魚座で月食が起こります。日本からは見えない部分月食ですが、土星と海王星のあいだで起こる月食で、星占い的には非常に印象的です。
食は「特別な満月」で、ロングスパンでの「達成・結実・到達」を象徴します。特に今回はより長い時間を扱う土星、海王星と絡んでおり、2012年頃、あるいは2023年頃からの試みの到達点を意識させられるかもしれません。

魚座は水の星座で、記憶や感情、深い共感、救済を象徴します。長く蓄積された感情が一気に噴出する、といった展開もあるかもしれません。
あるいは、弱い立場にある人々の声によって物事が大きく動くとか、ある種の「改心・回心」のようなことが起こる、などのイメージも浮かびます。プライドや固定観念、認知の歪みなどが原因で「これまでどうしても受け入れられなかったこと」がある人は、突然、それを受け入れられるようになるかもしれません。突然「意地を張るのをやめて、素直になれる」みたいなこともあるかもしれません。

22日から26日、もう一つの「節目」


22日から26日に、再び節目感のある動きが重なります。22日に太陽が天秤座入り、23日に金星が蠍座入り、さらに26日に水星が天秤座入りします。この3つの動きは、若干「脱力系」というか、少しクセがでてくる感じの動きと言えます。これまでなんのひっかかりもなくスムーズに展開していたことが、多少混乱し始めたり、面倒な対応が必要になったりするかもしれません。うまく行っていたときにはわからなかった、色々な人の「本音」が見えてくる気配も。

天秤座太陽と水星、双子座木星

太陽と水星は木星と120度の位置関係になり、コミュニケーションは非常に活発になりますが、多少野放図というか、奔放すぎる感じも出てきそうです。特に、マスメディアが操作的な感じになるとか、後になってみればどうでもいいようなことを、なぜかみんながこぞって熱く語りまくるとか、そんなようなことが起こるかなと思います。針小棒大感がありそうです。話がそれ自体で走っていく、膨らんでいく、みたいなイメージが浮かびます。

ただ、見るべきものもあります。というのも、話は膨らめば膨らむほど、多くの人が注目するようになるからです。今まで無関心だった人が、ある種のテーマに心を寄せるようになる、ということが、社会にポジティブな変化を生む可能性があると思います。多くの人が対話に新規に参加し、あるいは巻き込まれることによって、新たな世の中の潮流が生まれるかもしれません。

水の星座の星々、愛と情熱

一方、蠍座に入った金星は蟹座の火星と120度の位置関係になり、これも盛り上がりすぎてアレな感じがあります。愛と情熱がコントロール不能な程盛り上がり、渦を巻き、ある種の暴走が起こる可能性も。

ただし、魚座の2星がグランドトラインの位置関係となるので、ここで起こった「エモーションの暴走」が、ひとつの望ましい方向に舵を切るきっかけとなる、といった考え方もできるかもしれません。愛と情熱は、それが完全にコントロールされている段階では「何も起こらない」のです。何も起こらなければ、何も生まれない、ということになります。愛の世界では、なにかしら「ダムの決壊」のような非日常的なことが起こらなければ、一切が始まらないので、ここではむしろ、暴走や混乱こそが求められるケースもあるんじゃないかと思います。

追記、火星の動き

7月下旬から火星と木星が双子座に同座していましたが、これは荒ぶるコミュニケーション、嵐、暴風を感じさせる形でした。この火星が蟹座に抜けると、ニュースの暴風は落ち着くかもしれませんが、今度は熱い情念が間欠泉のように、あるいは海の火山のように、激しい活動を始める気配があります。頭ではなく心が荒ぶる時、その情念はなかなか、コントロールできません。特に怒りや恨みなどの「暴走」によって大切なものを過剰に破壊するような展開は、避けたいところだなと思います。

今月はそんな感じです。

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以下、本当!!!に!!!どうでもいい!!!近況です。

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