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2024年11月、全体の空模様

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12星座別の11月の占いは、以下でどうぞ!

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こんにちは、石井ゆかりです。
今年も残すところあと2ヶ月ですね!


# 1日の蠍座新月

今日11月1日はちょうど蠍座の新月で、土星と120度を組む、長期的なスタートのタイミングです。まだ火星は蟹座にいて、他の星々も水の星座にいるので、ここから始まることはあらゆる意味で、長期的であり、かつ、変更がしにくい、という感じがあります。デッカイ雪玉が雪の坂を転がっていくような、「簡単には止められないぞ」という勢いを伴っています。重くて、しっとりしていて、ずっと続くのです。

このタイミングで始まることは、どんなに理性的・合理的動機でスタートさせたつもりでも、ほんとうのところはエモーションで、感情で始まっています。そこに気づいているかどうかが、とても大事なのではないかと思います。ただ、この「感情」は、自分一人だけのものではないのかもしれません。感情は集団で共有されますし、世代を超えて受け継がれます。継承された感情、というものに、私たちはなかなか自覚的になれませんが、そうしたものがここで始まることの主要な原動力となっている可能性があります。

# 火星獅子座入り、火の星座の星々。それを煽る強風。

アメリカ大統領選が11月5日に迫っていますが、4日に火星が獅子座入りで、金星、水星は射手座にあり、火の星座に星がシフトして、カッカしています。
水星と木星は射手座と双子座でミューチュアル・リセプションを形成し、26日からの逆行に向けて減速中です。ここも「議論の沸騰・迷走」を感じさせます。
双子座も射手座も論争と関係が深く、そこで互いのにぎやかな支配星がやりとりしているので、ニュースがメチャクチャに盛り上がっているムードになるのです。
獅子座、射手座という火の星座と、木星のいる風の星座・双子座で、火が風で煽られて燃え広がっていくような、どこか危険な雰囲気が漂います。事実もデマも想像も感想も予想も、みんなごたまぜで増幅していくような光景が浮かびます。
大統領選は今回も大接戦が予想されていますが、それにともなうドタバタが、今回も激しいのかもしれません。

# 山羊座の順風、実務の堅調

4日に火星が蟹座から抜け、12日に金星が山羊座入りし、15日に山羊座の支配星である土星が順行に戻ります。さらに16日には牡牛座満月で、山羊座に順風が順次送られていくような動きとなります。
たとえば山羊座の皆さん、山羊座に主要なポイントを持つ皆さんには、「なんだか調子が良くなっていく」という感じがあるかもしれません。牡牛座、乙女座の世界でも、重圧が軽くなったり、待ち状態から解放されたり、といった展開がありそうです。他の星座の人々にとっても、「安定感のある実質的な動き」が感じられるのではないかと思います。
上記の「火が風に煽られる」動きの一方で、こうしたどっしり落ち着いた「堅調」な動きがあるのは、ありがたいなと思います。

# 冥王星、水瓶座入り完了。2043年頃に向かう、ひとつの時代。

そしていよいよ20日、冥王星が水瓶座への移動を「完了」します。2023年3月から移動が始まり、行きつ戻りつしてとうとう、ここで冥王星水瓶座時代がきっぱりとスタートします。大物が移動する日の前後数日間は、それを象徴するような、印象的な出来事が起こりやすいように思います。個人の生活の中でも、2008年頃からの冥王星山羊座時代にここで、ぱきっとケリをつけるような出来事が起こるかもしれません。

22日には太陽が射手座入りし、前述の通り水星が26日から12月16日にかけて逆行します。射手座のわちゃわちゃ、ドタバタ感が強調される中、冥王星も水瓶座の頭の度数で、星座の位置関係としては木星と120度、荒ぶるコミュニケーション!という感じがムンムンしています。また、射手座や水瓶座は遠隔でやりとりするに留まらず、乗り物に乗って移動していってやりとりすることも含まれるので、ここではあらゆる距離を超えた関係性の沸騰のようなことが起こりやすいんじゃないかと思います。

「風の時代」は土星と木星のコンジャンクションのサイクルを語る言葉ですが、水瓶座に冥王星が入ることもまた、ひとつの風の星座の時代を強調するように思われます。水瓶座は特に公平、平等、新しい時代の価値観を象徴する星座で、さらに理想、それに基づく革命、既存のシステムの解体、ヒエラルキーや権威の破壊、古い権力の破壊などを扱います。古い権威や権力、支配力が、良くも悪くも何らかの形で破壊され始める、ということを象徴するような出来事が起こるのかもしれません。ただ、システムの解体ということは、時間がかかるものなのだろうとも、思います。ここからの冥王星水瓶座時代は2043年頃まで続きます。

# 16日、牡牛座満月の「びっくり感」。

16日には牡牛座で満月となります。牡牛座満月自体は福々しくておっとりどっしりした、ハッピーなイメージなのですが、今回は天王星とほぼコンジャンクションで、そこにびっくりポンの意外性がくっついています。玉手箱を開けるような、ドッキリ感のある満月となっています。この日の前後、ちょっとびっくりさせられるようなことが起こるかもしれません。

今月はそんな感じです。

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# 以下、どうでも!いい!近況です。

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