物語に触れると自由になる
「アウトプットを良質にするためには、インプットが大事だ」と本を読んで触発されて、映画を観たり、小説を読んだりする時間を増やしました。
最近の話です。
私は音楽を作るのが生業なので、映画は音楽によく耳をすますようにしています。
今のところ映画も「この作曲家さんが好きだからこの映画を観よう!」という基準で選んでいます。案の定、物語と共に音楽が素晴らしすぎて、映画の後はspotifyでその曲を繰り返し聴き続けています。
劇場で聴く音楽は迫力もあって、ストーリーの切なさと音楽の素晴らしさに心を打たれ涙が出ます。(おととい観た「ルックバック」のこと)
今週観た映画はこれらです。
・すばらしき世界
・エクス・マキナ
・ルックバック
・約束の宇宙
物語に触れると、考え方や視点が広がるなと思いました。
自分の心の奥にあって、でも言語化されていない部分がその物語に組み込まれていたりすると、「そうだ、これが私が感じていたことなんだ」と、気付かされたりします。
物語には様々なキャラクターが色んな価値観を持って行動しているので、その姿を見ると、「あー、私がこうしてもやっとしてることも、こうすればいいんだ」なんて思ったり感じたりします。
現実はやっぱり現実的なので、私自身もその現実に見合う行動をしなくてはいけないという檻に入っている。でも、物語は「こうやって生きてもいいんだよ」と示唆してくれたりするんです。
なんていうか、物語に触れれば触れるほど、人生は自由に生きられるんじゃないかなと思います。
キャラクター達の生き方や価値観をインストールするイメージです。
小説は、読み慣れていないのですが、隙間時間に読み進めています。
今読んでるのはこちら。
・フェイバリット・ワン/林真理子
・ヴァニティ/唯川恵
・百の夜は跳ねて/古市憲寿
気分に合わせて同時進行で読んでいます。