友達は多いのに、人との関わりに抵抗がある理由
昨日、とあるプログラムに参加し、久々にチーム対抗のスポーツのようなことをした。久々にいい歳した大人たちが本気で体を動かして、とても楽しかった。
そのチームメンバーでアクティビティ後の振り返りをしていたときの気づきが面白かったので共有したいと思う。
私は昔からチーム戦、団結して何かをやることに抵抗感がある。皆が熱くなっても冷めていってしまうタイプだ。でもスポーツは好きだし、負けず嫌いなので、手を抜くわけではない。ただし、モチベーションが「チームのために!」「ONE FOR ALL!」ではなく、自分のポジションは絶対に守りきってやる!役割を全うしてやる!っていうあくまで個人としてのモチベーションなのだ。
この話をみんなにした時に、1人のメンバーが共感していた。でも2人は共感しなかった。(残りの1人はわからないと言っていた。)
このことから、チームで何かをするときのモチベーションには2つあるという仮説がたった(他にもあるかもしれないが)。
①自分のポジション、役割を全うしてやる!という「個別目標達成タイプ」
②チームが勝つために!という「チーム目標達成タイプ」
一見みんなで団結しているように見えて、それぞれ本気は出していたが、モチベの源泉が個々に異なるのは面白い発見だった。
それよりも面白かったのは、私に共感してくれた同じ「個別目標達成タイプ」の人が、私とは正反対の性格だと思っていた男の子(以下男A)だったことだ。
正式な分類名は詳しくないから知らないが、世の中にはモチベーションの矢印が自分に向いている人と、人に何かしてあげるという外に向いている人がいると思う。私と彼は、おそらく矢印がうちに向いているが、あとの2人(女A・B)は外に向いているのだろう。
では、私と男Aは何が違うのかというと、人目を気にするか否かな気がする。
私はかなり人目を気にしたり、自分に自信がないという理由から、1人になるのが怖くて、人に合わせて社交的に振る舞う。
一方彼は、昔のことは知らないが、少なくとも今は我が道をいくタイプで、人目をそんなに気にしていないように見える。まぁ、頭の良い人なので、無意識にというより、戦略的にやってる部分もあると思う。
これを図化してみた。(分類は超主観なので、メンバーのみんな、間違ってたらごめんね!
本来自分に矢印が向いているから、自分の好きなことややり方、ペースを大事にしたいはずなのに、人目を気にするあまり自分を見失っているのが、今の私だ。
いつからだろう、人と一緒にワイワイするのは楽しいけど、疲弊して、めんどくさく感じ始めたのは。
いつからだろう、人は人、自分は自分、と人に対して諦めるようになったのは。
いつからだろう、1人はマイペースな時間、人と一緒にいるときは気を使う時間、って自分を使い分け始めたのは。
いつからだろう、「人と一緒にいることは成長を止める」っていう自分の中での教訓が積み上がって行ったのは。
‘モチベの矢印は内向きなのに、人に合わせる’
これが私が、友達は比較的多い一方で、人と関わることに抵抗感を覚えている原因なのだと思う。
以前友人に、
「もえみんって、この人と友達になりたい!じゃなくて、友達っていう存在が欲しいだけだよね」
と辛辣なことを言われたことがある。
これはまあまあ的を得ていて、人目を気にして、1人になりたくないから、そういう理由で友達を選んでいたこともあるかもしれない。
本当は人と楽しく関わりたいから、人と関わることに抵抗感がある今の自分が嫌だ。
だから今後は、自分を大事にしたいと思う一方で、自分にとって居心地の良い人との関わり方を模索していきたい。そうすることで、人のことをもっと好きになって、人と心から楽しく関われるようになるはず…。
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