ドラえもんのリアルと夢のバランスがすごいという話
先日「映画ドラえもん のび太の創生日記」と「映画ドラえもん のび太の日本誕生」を見ました。久々にドラえもんを見て、改めて藤子F不二雄のすごさを実感しました。
大人になってからドラえもんを見ると、リアルと夢(非現実性)のバランスが絶妙だということに気づいた。
①夢が詰まってる
子供目線の夢が詰まっている想像力がすごい。本当にすごい。私だったら映画でいちいち冒険しなくても「どこでもドア」使っちゃえば一瞬で目的地につくじゃん!とか、過去に戻って勝手に自分たちで街を作ってしまたったら歴史が変わっちゃわない!?とか、辻褄を合わせることばかりを考えてしまう。そこをあえて考慮しないことができる藤子・F・不二雄は、すごい大人だ。
②子供にとって学びになる”事実”も織り交ぜている
夢があるだけでは終わらないのが映画ドラえもんのすごいところだ。日本誕生や創生日記は、かなりリアルな歴史に則って話が進んでいて、子供にとって楽しみにながら知識も得られるようなつくりになっている。現に私の弟は、ドラえもんの熱狂的なファンであったため、やたら物知りだ。
①②両者のバランスが絶妙な映画ドラえもん。ドラえもんというキャラクターが、しっかり者とポンコツさを兼ね備えているからこそ、このバランスが成り立つのだろう。
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