『はじめに』の基本構成

『はじめに』って最初に書くけど、何を書けばいいんだ...

こんにちは。石井金子です。
『はじめに(まえがき)』の基本構成についてメモしていきます。

『はじめに(まえがき)』『おわりに(あとがき)』の意味

『はじめに(まえがき)』・・・著者が初めに伝えたいこと
『おわりに(あとがき)』・・・著者が終わりに伝えること

言葉の通りですね。
しかし、初めに書くことと後に書くことは役割が違います。

『はじめに』は本のPR。『おわりに』は読者サービスと言われています。

冒頭にくる『はじめに』は、本を売る上で重要なポイントのひとつです。
立ち読みの時でも、試し読みのときでも、購入後に読むときでも、ほぼ確実に最初に読まれます。

そこで読者を惹きつけることができなければ、買ってもらえませんし読んでもらえません。

そこで、大失敗しないように基本構成を参考にしましょう。

基本構成の5つ

『はじめに』の基本構成は
・著者の経験や想い ⇒ なぜ書いたのか
・本の目的(読者メリット) ⇒ 何を伝えたいのか
・読者への共感 ⇒ 読者の悩みを明確にする
・解決手段の提供 ⇒ 手段に説得力を持たせる
・差別化ポイントの記述 ⇒ なぜこの本でないといけないのか

これらをバランスよく配置する。
自然な流れになるように、順番はある程度自由。

文才のある人は自然と惹きこまれる導入を書くことができますが、自信の無い人は型通りに書いていきましょう。

一番読む気が失せてしまうと思うのは、特に有名人でもない人が自分の話ばかりしていることです。
自戒も込めて書いておきます。

もし書きたい想いがあふれている人は、『おわりに』で書きましょう。

『おわりに(あとがき)』の内容

『おわりに』は基本、何を書いても大丈夫です。

読者サービスがあればなお良いと思われます。

どうしても本文中に入れられなかった伝えたいことなどを、ここに入れてもよいと思います。
ただ長くなりすぎないように注意です。



以上、石井金子の備忘録でした。

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