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神山のフィールドワークを通して感じたこと

私は、このフィールドワークを通して、物事をいろいろな視点から見ることの大切さを実感し、以下で述べることを体験した。今回のフィールドワークで行ったのは、私が行ったことがないところで、好奇心に満ちあふれながら、フィールドワークを楽しむことができた。さらに、みんなで一緒に行動したので、協力する力も身についたと思った。神山の景色に感動した2日間でもあった。

初めて漕いだブロンプトン

フィールドワークでは、はじめにブロンプトンを漕ぎながら、神山の風景を楽しんだ。ブロンプトンは、普通の自転車とは違い、軽く漕ぐことができ、さらに下り坂が多かったので、いつも運動をしていない自分でも疲労が少なく心地良かった。風景を写真に撮ったり、目に焼き付けたりした。また、ポタリングの途中で、「なんでも屋」という店に寄って、アイスを食べたり、神社に行ったりして、神山の土地に触れた。


神山を疾走したブロンプトン

おいしかった昼食

昼ご飯には「粟カフェ」という店に行き、キーマカレーとイチゴケーキを食べた。キーマカレーには、小さいジャガイモ・茄子・豆ごはんに加えて、別の皿にトマト・レタス・みじん切りにしたキャベツが入っていて栄養が豊富だった。また、イチゴケーキは、ケーキの上部にブルーベリーと葉とイチゴがのっていてとろける甘さを感じた。私はあまりカフェには行かないので、いつもと違う体験ができて良かった。粟カフェの椅子で2回こけたことが苦い思い出として残っている。そのとき、地域の人たちと「どこから来たの?」と言われ話していくうちに、地元の人から何個か柏餅を貰ったが、私はおなかがいっぱいで食べることができず、後悔した。

粟カフェの栄養が豊富なキーマカレーと野菜サラダ
粟カフェの極上の甘さのイチゴショートケーキ

疲れた山登り

大粟山の頂上まで登った。山を登るのは、運動不足である自分には辛かったが、頂上の景色で疲れが飛んだ。登山の途中に地域の人が作った芸術作品があった。自分は芸術には興味がなかったが、山の中に芸術作品を置くという斬新なアイデアが感慨深いと思えた。その後には、KAMIYAMA BEERに行き、大人の人たちがビールを飲んでいるのを見た。私もビールを飲んでみたかったが、20歳に達していないので我慢した。

大粟山の頂上からの神山町の眺望


一日の疲れが吹き飛んだ温泉

夕方過ぎに鴨島町の「鴨の湯」という温泉に行った。小学生以来の温泉だったので、とても懐かしい気持ちになった。温泉に入ると、一日の疲れが吹き飛んだかのような気持ちになった。ずっと、このまま温泉に入っていたいと思えた。温泉に入った後に飲んだコーヒー牛乳は、のどが渇いていた自分にとってオアシスのような存在であった。

温泉といえばコーヒー牛乳が連想できる

待ちに待ったバーベキュー

夜には、みんなでバーベキューをした。焼いた肉や地元でとれた野菜がとてもおいしかった。久しぶりのバーベキューは、みんなで談笑したことが楽しく、1回目のフィールドワークの中で一番印象に残っている。そして、気持ちの良い睡眠をとることができた。

地域の野菜や肉をふんだんに用いたバーベキュー

珍しく早起きした朝

次の日は、朝の5時40分に目が覚めたいつもは朝の7時に起きるので、めずらしいと思った。少し時間に余裕があったので、中間試験の近かった日本国憲法と中国語入門Ⅱの試験勉強をした。朝の8時ごろから、みんなで宿の周りを散歩した。その後に、宿の人が作ってくれた鮭・野菜・みそ汁・卵焼きなどが入っていた朝ご飯を食べた。私のいつもの朝ご飯は白ご飯とふりかけだけなので、健康的でバランスのとれた食事をとることができた。

バランスのとれた朝食

睡魔と戦った授業

ご飯を食べた後は、重藤先生の神山での体験を書くための授業があった。正直、授業中何度も眠たいと思ってしまった。しかし、この授業は物事をそこまで知らない自分にとってためになったので良かったと思う。授業内の最初に、神山のフィールドワークで撮った自分の1番を選ぶというもので、私は粟カフェで食べたイチゴショートケーキの写真を選んだ。神山の風景を選んでいる人が多く、感性はひとそれぞれであることを身にしみて感じた。

楽しく、おいしかった昼食

昼ご飯は、弁当を食べた。昼ご飯には、白ご飯・こんにゃく・ブロッコリー・玉子焼き・肉が入っていて、バランスが良くおいしかった。何人かで話しながらご飯を食べてとてもおいしかった。ご飯を食べた後に、何人かでトランプで遊んで、おもしろかった。

バランスの良い健康的な弁当

さまざまなことを学んだ授業

昼の授業は、物語のシークエンスの構造について、桃太郎の物語を用いることで学んだ。シークエンスとは、連続しているものごとのことを言う。そのシークエンスは、複数のショットから成り立っている。また、最後のショットから最初のショットに移るように、映画の1文のショットは、順番を変えることができ、さまざまな文が作れることを知った。私自身、文章を作るのが苦手なので、そのような情報を取得でき、自分のためになると思った。帰りのバスでは疲れていたので気持ちの良い仮眠をとった。

自分の苦手を克服できた神山の滞在

フィールドワークを通して、いつもの日常生活と違う体験ができ、有意義に過ごせた2日間だったと思う。もし、このフィールドワークに行っていなかったら、今までの自分と変わらなかったと思うので、自分を変えるという面でも、このフィールドワークに行けて良かったと思う。自分は、人とコミュニケーションをとることが苦手であったが、このフィールドワークで少し苦手を克服できたことを実感し、自分が成長できたことを嬉しく思った。将来、私は徳島の地方創生に関連する仕事に就きたいと考えているので、このフィールドワークはその面でも有意義なものだった。皆さんも来てみてはいかがですか。楽しい思い出ができ、自分自身の経験値を積め、自分にとって良い機会になると思います。 


神山の緑あふれる風景

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