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2024年9月の断服式レポート🍂🍁🍂
2024年の春と夏はファッション以外の巣穴を掘りまくっていたため、断服式をさぼってしまいました。とは言っても春夏服はもうすでにだいぶ手放してしまっているので、私の断服式は秋冬がメインです。行ってみよう!
断服式とは??? という方↓
今回手放したのもの
ユナイテッドアローズの「UA RECYCLE ACTION」を利用したもの
①Porto Ponpone長袖リネンシャツ
②Porto Ponponeスウェットシャツ
③Porto Ponponeコーデュロイパンツ
④Porto Ponponeコットンシルクブラウス
すべて7~6年前に、西荻のハンドメイドブランド、Porto ponponeさんで購入したお洋服です。まだ自問自答ファッションに出逢う前、人生第一回目の『ファッション迷子期』に出逢ったブランドでした。
当時は(たぶん)ジェーン・バーキンのようになりたくて、ナチュラルだけどかっこよさもあるお洋服を選びました。ですが今は「なりたい」の解像度も上がり、更に「似合う」と「好き」が混ざってきて、当時選んだ服が、だんだん今着たい服ではなくなってきました。単純に経年により物として古くなってしまったというのもあります。
思い入れがガッツリあって今までの断服式では手放せなかったのですが、自問自答を進めることでもう手放していいという判断に至りました。服を「なりたい」で選んで着る大切さと楽しさを教えてくれた、大事で大好きな服でした。ありがとう。
*「UA RECYCLE ACTION」とは。ユナイテッドアローズ店舗に最大5点不用品を持ち込むと、1,000円の「UA Recycle クーポン」がもらえるというサービスです(2024/8/16~8/31)。
メルカリに出品したもの
⑤Porto ponpone刺繍ワイドパンツ
⑥Porto ponpone半袖リネンシャツ
どちらも2023年夏に購入したもの。かわいいので昨年ひと夏着たけど、やはりどうしても似合わなかったり、不便な面がありました。まだ新しいしので、お好きな方で似合う方に着てもらいたい。こういう時はお好きな方に直接届く(可能性が高い)フリマアプリが良いと思います。(ワイドパンツ売れました!)
⑦Porto ponponeキャンバスコート
一枚仕立てのコットンキャンバスコートです。こちらは前述の『第一回ファッション迷子期』に買った思い出のコート。同時期に買った他の服と比べて着用回数が少ないため傷みがほぼなく、またもともとが経年変化を楽しむのに適したものなので、これもお好きな方に向けてメルカリにしました。
⑧ほぼ日〈O2〉コンビネーションブラウス
⑨ほぼ日+aa. 綿麻のテーパードパンツ
こちらは今年の年始のセールで買いました。上下白で合わせたくて買ったけど、もっと好きな服が見つかったので手放していいかな、と、まだ新しいうちにメルカリに出品しました。
⑩THE RERACS Vバックショートベスト(ユナイテッドアローズ別注)
こちらが今回一番学んだベストです。2024年7月に購入した秋冬服候補だったのですが、なんと秋になる前に手放すことにしました。
というのも、店舗在庫がなかったため、合わなければ返品することを前提に試着感覚で通販で買ったお洋服だったのです。返品可とは言っても、やはりお店には手間かかっているし、自分も返品手続きや発送がまぁまぁ面倒だし、せっかく買ったからなんとか工夫して着よう・・・という心理が働いてしまったのです。
包装から出して手に取った瞬間は「可愛い!」と思って着た瞬間に「ちょっと似合わないな・・・」とは思ったのですが、いろいろ組み合わせたり着方を変えてみたりして、この着方はどう? あ、これならまだマシなんじゃない!? と鏡の前で試行錯誤しましたが力及ばず・・・そもそも「まだマシ」な服じゃなくて「これが最高」な服が着たいですよね・・・ほぼ未使用なのでお好きな方に着てもらいたいです。
その翌日、あきやさんの最初のご著書『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法』を読み返していたら「(オンラインで取り寄せて)試着して少しでも違和感があれば無理して購入せず返品しましょう」とあって、ああ、もう。。。読んだはずなのに実践できていませんでした。身をもって体験するまでその重大さに気付いていませんでした。これで地層を重ねられましたね。
PASSTOを利用したもの
手編みのセーター・ベスト11着
![](https://assets.st-note.com/img/1724657066094-GI8JYg7bsS.jpg?width=1200)
PASSTOとは↓↓
長い間先送りしていたのが、手編みのセーターです。以前も書いたことがあるのですが、2017年ごろから編み物にハマって、特に三國万里子さんのデザインの熱狂的なファンで編みまくりました。手仕事が大好きなので編むのは楽しかったのですが、乾いた質感のフェアアイルや、ゴツゴツしたアランセーターは似合わないことに気付いてきています。
それならば手放せばいいのですが、まず編み図に著作権があるので売ることはしません。物として悪くなっていないのに捨てるのもなぁ、、、お世辞だとは思いますが、プロのデザイナーさんやショップ店員さんから、売って欲しい、ハイブランドだと思ったと言っていただけたこともあるセーターたちです。私の編み物の技術は普通ですが、元のデザインが素晴らしいからだと思います。欲しい方がいたら譲りたいけど、そんな都合よくはいかないよね、、、やっぱり悲しいけど捨てるしかないのかな、、、そう思って、ずっと手放せずにいました。
だけれどもそう言っていつまでも手元に置いておいても何にもならない。それなら、売るでも捨てるでもない最適な使い道を選別してもらおう、と思いパストすることにしました。こんな時思い出すのが、あきやさんの「手放すときは新しい自分になるチャンス」という言葉(『一年3セット』より)です。何もかも目覚めて新しい私になりたい。
処分したもの
自作のシャツ2着、自作のパンツ1着
![](https://assets.st-note.com/img/1724657178345-y4vire6Mm9.jpg?width=1200)
コロナ禍の2020年、ステイホームの時期にミシンで縫った服です。シャツは濱田明日香さんの『甘い服』より。まず4年間着倒して生地が日焼けしてるしクタクタだし、型紙に著作権があるので売りません。古布回収に出すのも、、、まぁ悪くないんでしょうけど、生地がこんな状態だと工業用ウエスになると思うので、むやみに仕事を増やす(?)のも悪いし、それに自問自答ファッション教室で受講生の方が「燃えるごみの中に燃えやすい乾いた布があると喜ばれる」と仰っていたので、燃えるごみに出すことにしました。
2024年9月断服式の総括
今回は、様々な理由から着ないけどなかなか手放せなかった服と、買って間もない服を手放しました。ハンドメイドの服に執着はそんなにないけど、少しだけ寂しい気持ちになります。卒服だから、これが正しいのかも。いつまでもしがみついてたら先に進めないものね。かなしいけれど。キリがないから。
そして今までも散々言ってきましたがやはり通販はしないに越したことはない。合わなかったら返品でいいや〜と呑気に思っていましたがやはり上記の通りいろいろ理由をつけてなんとか返品しないようにしてしまう。それでもどうしようもないこともあるし、実際メリットもある思うので、通販が悪いわけではないけどやっぱり基本は試着だと改めて思いました。
今回手放したい服は、誰もが知っているような有名ブランドではないけど局地的な人気が高いブランドかつ使用年数が浅めのものが多かったので、好きな方が直接見つけられるようにメルカリを利用しました。ですがしばらくして売れなかったらセカンドストリートに持っていこうと思ってます。ハンドメイドブランドや、リラクスのような新進気鋭ドメスティッスデザイナーズブランド(なんと表現したらいいの??)がいくらになるのかも知りたい気もするし。
あとは、ニット類を入れていた引き出しも粗大ごみに出しました。これもまたスペースが広くなって嬉しい。
ほんで秋冬何着る?
3シーズン着れるパンツを購入したので、それに合うトップスを探しています。長袖のシャツ・ブラウス類は1枚も残らず手放してしまったので、探さないと着る服がありません。背水の陣です。
冬服はかなり欲しいものがあって目下自問自答中です。進展があったらまた報告します。それでは、また。