見出し画像

観光記ーインド、ムンバイ編ー

こんにちは。さて、ハノイのノイバイ国際空港を夜の21時頃出発し、Air Asiaでバンコクのドンムアン国際空港へ。座席は5D。つまり、右の通路側。隣はいませんでした。前にイタリア人っぽい男性とキャバクラで働いてそうなタイ人の女性が宴会のように喋り、ひたすらCAさんに絡んでいるので、とにかくうるさかった記憶があります。

さて、ドンムアン空港へ。バンコクには2ヶ月後に旅行に来る予定がこの時点であったので、トランジット兼視察。入国はせずにトランジットを試みましたが、次の到着地、ムンバイへはタイ・ライオンエアで行く為、一度タイに入国してチェックインをしなければいけないとの事。

普通に初めてそんな事知ったので、割と焦りました笑

タイでは入国の際に入国カードを書くのですが、当然目的はトランジットを記載する訳で、そうすると「入国する必要がないよ。」と言われるので、ここでのやり取りは面倒でしたが、なんとか入国。チェックインをして直ぐに出国。焦ると英語力も上がるので、本気で英語学習に取り組みたいのであれば、焦る環境を作るといいのではないかと思いました。

確か2時35分のバンコク発ムンバイ行きの便だった気がします。因みにバンコクから日本へのLCCの便はこの時間帯に集中しているので、この時間帯の出発ゲートは日本人が多くいます。私の隣にもカンボジア、タイを観光していたという社会人の女性観光客がいて、その時は正直日本便に乗って帰りたいなぁと思ったりもしました笑

今となってはないですが、私のインド人に対する印象はドバイで年越しをする際にブルジュハリファを見上げる時、やたら距離が近かったインド人集団だったり、アルイアンでスズキの自動車で法定速度を守りながらノロノロ運転をして、私たちをイライラさせる方というものだったので、勝手にいいイメージを抱いていました。どんな偏見だよという感じですね笑

(極端ですが、少なくともいいイメージはありませんでした笑申し訳ない。)

なので、搭乗の際もやたらオラついて、距離を詰めて待機してくる乗客には近づかないでくれ!!というオーラを醸し出していました。笑(文章にすると、本当に恥ずかしい話。)

実際に搭乗しても、インドの方々はCAさんの指示をやたら無視するし、インド行くの辞めればよかったーなんて思っているうちに到着。

ムンバイの空港は想像とは異なり、とても綺麗でした。インドはビザが必要なのですが、日本人と韓国人はなぜか専用のアライバルビザを取れる場所があり、そこでアライバルビザを取得。

画像1

画像2

とはいっても、朝の5時半とかだったので、職員を呼び出さなくてはいけませんでした。書類を書いて、質問を受けて、日本円にして4000円くらい支払い、(1万円札で)残りの6000円をインドルピーに換金した時点でやっと入国。

私一人しかいないのに約1時間かかりました(汗)団体の観光客などの場合は、予め日本でビザを取得していく事をお勧めします。

割と待たされた事もあり、この際の入国審査官の「Welcome to India!」は忘れません。

さてこの空港、ハノイに引き続き鉄道がない。SIMカードはインドも対応可能でしたが、ホテルチェックインは12時と時間もあるし、ここでUberを利用してしまってはつまらない。

ググった結果、鉄道の駅まで25分で歩いてみたと言う日本人がいたので、その通りに歩いてみることに。私は歩いて、Airport Roadというメトロの駅まで行きました。歩道は整備されているとは言えないので、一人旅か、ガッツのある人との旅行でしかこのようなことは出来ません。

ゴミもたくさん捨ててあるし、空気も明らかに汚い。

とりあえず駅に到着後、インド門を目指すために、Can I take a ticket for「Gate Way of India」を連呼するもののなかなか通じず、別の駅員を呼んでやっと買えました。そんなに発音が悪いのか。確か値段は30円くらいだったはず。あり得ないくらい安いですよね。

メトロに乗車して、Andheriという駅でWestern Lineに乗り換えます。

画像3

メトロは極めて清潔でした。インドに来たって感じです。

画像4

Andheriから乗車した鉄道は、こんな感じで、ドアが開きっぱなし!!

「やばっ!!」もう、この時点で大興奮です。偏見など忘れてインド最高!!って感じでした(単純)超面白い。

画像5

車内はラッシュ時という事もあり、大混雑。流石にこれは避けたかったので、優先席に。温度約30度、満員電車という状況にも関わらず、車内では皆で歌を歌っていました。因みに優先席の乗車率は低く、女性専用車もあり、それなりに秩序が保たれている印象でした。

私はドア付近に立って、汚染された風を浴びながら動画を撮りまくります。前日は機内泊だったので、あまりその辺は気にしていません。

画像6

途中、ドビーガードという有名なスラム街に来ました。ここでは、4歳くらいの少女にキーホルダーを買ってと言われたのですが、インドの物価がこの時点で分らなかった事もあり、拒否。結果的にインドルピーは2000円分くらい余ったので、ここでは寄付という観点からも購入してあげるべきでした。本当に後悔しています。申し訳ないです。

画像7

画像8

さて、何はともあれ気合いでインド門へ。「写真撮るから金くれよ」という輩が多いのは若干不快でしたが、海も一望できて、いい場所でした。パレードもやっていました。

何故か現地のインド人の大家族集団に握手を求められ、写真を撮ってくれと頼まれました。歩いていてもわかりますが、ムンバイでは日本人どころか、中国人も含めて東アジア人は全くいません。パレスのホテルで1組日本人のビジネスマンを見かけただけでした。

白人観光客もたまにしか見かけません。彼らにとって私はとても珍しい生き物に見えたのでしょう。日本人であると言うと、とても驚いていました。そして、何故か喜んでくれました。ありがたいです。多分、カブラルがブラジル人と初めて会った時もこのような感じだったのではないでしょうか(笑)

その後、スタバで時間を潰して(安全のため、バックは店内には持ち込めない。)、重い荷物を置きたかったので、12時ジャストにチェックイン。ホテルは「ディプロマットホテル」。確か1泊7000円くらいのまぁまぁいいホテルだった気がします。治安が若干心配だったので、いいホテルにしました。

シャワーを浴びて、再び散策。「Marine Drive」という海沿いのデートスポットを散策し、サッカーコートや市場を見学。やはり、珍しいのでしょう。あり得ないくらい視線を感じます笑

たまに、握手を求められます。昼ご飯はカレーでも食べようかと思いましたが、33度くらいの暑さ、ここでお腹を壊したら先が見えなくなるので、市場の生物ではなく、マクドナルドへ。信頼ですね。辛すぎて残しましたが。

その後宿へ戻り、シャワーを浴びて仮眠。夜、ライトアップされたインド門を散策し、露天のケバブのようなスパイスナンを食すも、辛すぎて1時間かけて食べました。この時、商品を持ってきてくれた少年にはお釣りをプレゼントしました。

画像9

画像10

タージマハルパレスという1泊3万円ほどするホテルの近くに泊まったので、パレスも見学(このホテルの生い立ちは面白い)。荷物検査もしますし、車がエントランスに行くための検査では、エンジンまでチェックしていました。クオリティは流石でしたが、正直値段の割にこんなもんかといった雰囲気も感じました。

その後、就寝し翌日にシャワーを浴びて、行きと同じく鉄道で空港へ。2回目でも相変わらず楽しかったです。皆ゴミを当たり前のように線路に捨てるし、線路は常に誰か歩いてるし、線路脇には至る場所にスラム街がありました。人口が多い事もありますが、タージマハルパレスを見学した後という事もあり、カースト制度の名残をなんとなく感じました。

空港へ到着後、カレーを食べるものの辛すぎて、半分くらい残しました。インドの食事はホテルの朝食も含めて辛すぎました。

画像11

インドは、いい意味で裏切られました。人口が多すぎるので、イチイチ密度は濃く、休むような場所が街にもないけれど。

写真を撮ってもらう時とかいろんな角度で何枚も撮ってくれるし。笑

ただ、ちょっと視線が強すぎます。笑

ドビーガードで少女にとった私の態度は一生の後悔ですが。

何れにせよ、今後成長する事は間違いない国なので、ムンバイ、次はニューデリーも行きたいなと思いました。勿論、電車で。

いいなと思ったら応援しよう!