ーサンパウロの街中を満遍なく散策ーブラジル、サンパウロ編(5)ー
グアルーリョス国際空港からリベルタージ(日本人街)へ
朝8時にサンパウロのグアルーリョス国際空港へ到着。時間は有り余っていたので、搭乗ゲートで携帯の充電をして市内へと向かいます。
Uberを利用するのが手っ取り早かったのですが、それでは面白くないのでメトロを利用して市内を目指します。
グアルーリョス国際空港から市内まではCPTMで中心地のLuzまで移動し、メトロに乗り換えて目的地へと移動しました。記憶は定かでないですが、日本円にして200円程度で移動できた気がします。Uberに比べ価格面では安価に移動出来ることが強みですが、初心者の方にとっては、ややハードルは高いと感じました。
リオデジャネイロはカーニバル真っ只中でしたので、単純比較は出来ませんが、
サンパウロの地下鉄はリオデジャネイロに比べ、マスクの着用率も高く、落ち着いた雰囲気を感じました。もちろん上裸の乗客もいません。
メトロの駅に到着し、移民資料館まで徒歩移動しましたが、残念ながら休館中でした。
リベルタージ散策
その後リベルタージを散策しました。リベルタージは、簡単に表現すると「日本人街」です。1908年にサンパウロの南に位置するサントス港に日本人移民781人を乗せた「笠戸丸」が到着し、以降日本人を中心としたコミュニティが形成されます。(その間第二次世界大戦中には日本とブラジルの国交が断絶したりと紆余曲折ありましたが、割愛させて頂きます。岸田首相のブラジル訪問などでも話題になりましたね。)
海外旅行中に日本食を食べるのはあまり好きではないのですが、この1か月海外旅行が続き、和食が欲しくなったため、すき家へ。クオリティはまぁまぁでした。とはいえ、メニューのわかりやすさが謎の安心感を与えてくれました笑。
セー教会
その後徒歩で20分ほどで、セーの教会へ。カトリックの影響が強いポルトガルの植民地であったブラジルらしく、教会の内部は立派なものでした。少し礼拝を見学して、外に出ましたが、この周辺はやや治安が悪い気がしました。一言で表現すると、ホームレスが多く、騒がしい場所でしたのでやや速足で去りました(笑)。
サンパウロ市営市場へ
その後徒歩でサンパウロ市営市場へ。
サンパウロ市営市場は大きな市場では、昼食もイートインが可能で、買い物も楽しめるような場所でした。すき家で食事をしてしまったので、見学するだけでしたが(笑)。
購入したココナッツジュースを坂で落としてしまい、クルクル転がってしまったので、ダッシュで取りにいったのは良い思い出です。途中歩行者が止めてくれましたが、止めてくれなかったと思うと、下まで転げ落ちてしまっていたでしょう、、、
サッカー博物館へ
その後メトロで移動し、サンパウロ博物館へ。Clínicas駅から徒歩で向かいましたが、往路は坂道をひたすら下り、復路は坂道をひたすら昇っていく過酷なアクセスでした。サッカー博物館自体はエスタジオ・ド・パカエンブーという過去にコリンチャンスが使用していたスタジアムに併設されています。2014年のブラジルW杯を機にコリンチャンスは新スタジアムを建設し、ホームスタジアムも移転しています。
サッカー博物館はこの時は入場料は無料でした。多くの観光客で賑わい、ブラジル代表の歴史に留まらず、サッカーの歴史の展示が過去から現在までひたすらありました。
訪問するかは正直かなり迷いましたが、1度行くくらいには良い場所かと思いました!
空港→出国、遂に帰国
16時にはサッカー博物館の見学も終わり、21時のフライトでしたので時間は余っていましたが、バックが重かったのに加え、サンパウロに関しては観光し尽くした感もあったので、Luz駅から再びグアルーリョス国際空港へ。プラットホームは分かりやすかったですが、空港行きの電車は15本程他の電車を待った記憶があります。
無事グアルーリョス駅へ到着し、無料バスでターミナルへ。空港内まで入ってしまえば、この旅行もいよいよクライマックス。無事JFK行きの搭乗券も発行され、まずはJFKへと向かいます。
帰りはデルタ航空の便でしたが、幸い隣の席が空席だったため、10時間弱のフライトのうち8時間強は爆睡していた記憶があります。よっぽど疲労が溜まっていたのでしょう。とても気持ちよかったです。
CAの男性の方が明るく話しかけてくださり、機内食に加え、起きた際にはサンドウィッチを持参してくれるなど、ホスピタリティ豊かなとても快適な空の旅でした。仕事を聞かれた時に「Banker」の発音が全く聞き取ってもらえなかったのは少しショックでしたが笑
アメリカの航空会社は、以前LAXからの復路のアメリカン航空にてお会いしたCAさん然りとても明るく、良いイメージがあります笑。
JFKでは5~6時間程トランジット時間があったので、市内を散策するくらいは出来ましたが、疲労もあり空港で時間を潰しました。
そして東京へのこの1ヶ月の旅行の最後のフライトはJAL便でしたが、乗り心地もよく、サービスも素晴らしく、3列全て空席だったため、とても快適な空の旅となりました。
リオデジャネイロではカーニバルの影響で、まとまった睡眠をとっておらず、サンパウロでもJFKへの機内でも2日連続機内泊だったのですが、ガリレオやトップガンを鑑賞していたら、14時間のフライトで3時間程しか眠ることができませんでした。
コロナの規制が厳しかった3年を経て、再び実行することが出来た海外旅行でも、また来たいと思わせてくれたリオデジャネイロ、サンパウロの魅力と、活気を私は生涯忘れることはないでしょう。また戻ってきます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!