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3年ぶりの海外旅行!いざホーチミンへ!(1)
約3年ぶりに海外へ
お久しぶりです。noteはもう少し高頻度で更新していきたいと思っているのですが、なかなか更新頻度があがりません。
正直私もかなり自己満足で書いており、文の構成などは全く気にしていない醜い文章ですが、何かのご縁で読んで頂いている方には少しでも何かのきっかけになればいいなと陰ながら思ったりもしています。
さて、2023年1月30日。題名の通り、久しぶりに海外旅行へ。本当は1月25日から行く予定だったのですが、久しぶりの旅行で旅程を組むのに苦戦し、貴重な時間を無駄にしてしまいました。と言いますのも、ロシアによるウクライナ侵攻による影響等もあり、燃料費が上がっている為、航空券代が全体的にかなり高騰しており、今回の旅行はどこに行くかかなり悩みました。また、10日前後という長いようで短く、短いようで長い旅程も嬉しい悩みの種となっていました。
ホーチミンを最初の目的地とした理由はシンプルで、行ったことがない上にフライト時間が6時間くらいであった為です。
ドバイなどを最初の目的地とすると、いきなり長期フライトとなってしまうので、6時間以上のフライトは出来れば避けたいという思いでギリギリのホーチミンを選びました。
成田発朝の9時のフライトにも関わらず、荷造りが終わったのは当日の朝の5時。睡眠はとらずに、ジムに行ってシャワーを浴びて、疲労を極限まで溜めてフライトに備えます。(ジムに行けば疲労度も増し、機内で爆睡出来ると思った為です。)
と舐めたことをしていたら、案外ギリギリになってしまい、スカイライナーで向かいます。にしても成田は遠いですね。
学生時代はスカイアクセスに時間を合わせてましたが、社会人になり、一度スカイライナーに乗って以降、脱スカイライナーが叶いません。
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久々の海外旅行ともあってダラダラと荷造りをしたせいか、家を出る間際にバックを体重計に載せるとなんと、7.5kg。
行きはベトジェットというLCCで向かうので+0.5kgオーバー。この重さは誤魔化せないかと思い、スカイライナーの中で慌ててバックに収納していた衣類を重ね着します。計画性と荷造りのセンスのなさに早くも先行きが不安でいっぱいになった頃に成田空港着。
スカイライナーの車内は思ったより混んでおり、ビックリしました。スマホで予約しておいてよかったです。
受付カウンターは長蛇の列でこれまたビックリ。幸いバックの重さは指摘されませんでしたが、搭乗前に測るケースもあるので、自ら申し出て、重さを測る6.7kg。ANAの職員さんの「全然余裕ですねー」の一言が何故かとても刺さりました。笑
出国も長蛇の列。出国まで約30分は並んだかと。
長旅になると日本食が恋しくなるのでバックに忍ばせておいた缶詰めが液体100gオーバーで速攻没収となり、早くもうっかりミス連発。
LCCということもあり、ゲートは1番端っこまで歩きましたが、久々の海外旅行なので、それもまた楽しい。出国まで時間がかかったこともあり、時間は案外なく、スムーズに座席へ。乗車率は50パーセントくらいかと。
幸い、私の列は3列全て空いており非常に快適でしたが、後ろのおばちゃんが時折イヤホンなしで音楽を聞くので若干のストレスはありました笑。イヤホンなしで音楽聞くのは海外あるあるなのですが、うるさいので辞めてほしいです笑。
機内では離陸までに寝てしまい、着陸と同時に起床したかったのですが、そのように狙っていくとだいたいうまくいかないもの。
案の定、2時間ほどしか寝ることは出来ませんでした。徹夜してジムにまで行ったのに眠れないのは、恐らく脳が久しぶりの海外旅行で興奮しているからでしょう。
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ホーチミンの空港到着
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空港には15時に到着。到着ゲートまでのバスに乗車した時点で、真夏のように暑く、ジャケットはバックの中へ。バスが飛行機の通過を待っている時間がとても長く感じました。
3年前にハノイを訪れた際と同じくイミグレはそこそこ並びました。
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ハノイの空港と同様に市内までの鉄道はないので、バスで市内を目指します。運転手のお兄さんは発車2分前まで座席の後ろで横になって寝てました笑
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到着ロビーはそこそこ観光客で溢れているのですが、不思議なことにバスは誰も利用しません。ハノイの空港同様、ホーチミンの空港も鉄道はないので、市内に出るには主に、
・Grab
・タクシー
・バス
の3択になるかと思います。どこに宿泊するか、荷物はどのように持っていくか、誰といくかによって交通手段は異なるかと思いますが、個人的には私が乗車したバスの最終停留所は、ベンタイン市場というホーチミンの中心にある市場なので、バスでの移動で全く問題ないかと思います。
バスで市内へ
バスは15時に空港を出るということで、10分ほどバスの中で待機。流石にバスで市内に移動する人はいないだろうと思っていた暁、日本人らしいおじいさんが目の前のスタッフに何やら質問しているので、「バスで市内に行くならこのバスですよ」と声をかけ、共に乗車。日本を出発して半日も経っていなかったが、早くも日本語が恋しくなったのか、はたまた人がいると話しかけたくなってしまう自身の性格が影響したのかは分からないが、共に市内を目指すことに。
結論としてそのおじいさん(以降はYさんと呼びます)とは夜ご飯を共にすることになるのですが、これも何かのご縁かと思い、挨拶をして市内に向かうまで色々と雑談。Yさんは現在84歳で、日本航空株式会社で長年に勤められたとのこと。仕事柄海外に行く機会が多く、定年で退職された後も日本でじっとしていられなく、84歳という年齢の今尚、海外を飛び回ることが趣味らしい。
そんなYさんだったが、2020年からこの3年で3大疾病を全て経験したとのこと。今回はリハビリも兼ねて久しぶりに海外旅行に挑戦とのことですが、1/30に東京を出発し、カンボジアやタイを陸路で周遊しつつ、3/1まで帰国はしないとのことで、失礼な言い方ではあるが、バイタリティにただただ感銘を受けるまででありました。
車内では、海外の国のお話や、ホーチミンについてのレクチャーをして頂いたり、沈まぬ太陽(日本航空の労働組合や墜落事故にまつわる山崎豊子氏の長編小説)、あるいは昭和の政治家のお話をしていたら、あっという間にベンタイン市場へ。
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バスの最終停留所は、バス停になっており、ベンタイン市場という観光地(マーケット)の近くに到着します。現在は、リッツ・カールトンが建設中でした。
リッツ・カールトンはマリオットグループにおけるラグジュアリーランクの1つですが、私見ではリッツ・カールトンがある都市は観光都市として一流である必要条件であり、富裕層の呼び込みに成功している証拠と言っても過言ではないと感じているので、ホーチミンの成長度合いがこの時点で体感できました。
市内を散歩
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バス停に到着後、Yさんをホテルまで送迎し、私が宿泊する宿までは徒歩15分ほど。30度を超える灼熱の中、バックを持って移動する身としてはなかなか削られましたが、高島屋などで涼みながら、無事チェックイン。(高島屋が出店しているのも頷けるような発展度合いに既に感動していました。)
ホテルの到着後速攻でシャワーを浴び、半袖半ズボンへと着替えます。
散策を開始したのは、16時半過ぎだったと記憶しています。
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地下鉄は2023年度の開通を予定しているとのことで、インフラの整備も街中で進んでおり、街中が活気に満ち溢れていました。単純比較は出来ませんが、高度経済成長期の日本はこのような形相であったのかなと想像すると、発展途上の都市で生活することへの羨ましさすらありました。
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サイゴン中央郵便局は1891年、フランスの占領下に置かれている際に建設され、現在もその名の通り郵便局として機能していました。ここで写真を撮ってもらったポーランド人の男性はこの旅で最もクールでした。「レヴァンドフスキ!でグータッチをしてお別れ。
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ハノイも同様でしたが、ベトナムは2輪(バイク?スクーター)が道路の8割くらいを占めています。道路もコンパクトで、街の密度も高いので、4輪の自動車が本質的にニーズがあるかは難しいところですが、2輪自動車の普及も時間の問題でしょう。
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ブイビエン通りは一晩で2回通ったのですが、18時過ぎと、20時過ぎで盛況度合いは全く違いました。今回は1人での旅行だったので、素通りしただけですが、友人など複数人でいらっしゃる方は、ぜひお越しすることをお勧めします。派手な音楽ともにローカルフードを楽しむことができます。
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気温が30度を超え、湿度も高く、たった3時間ほどで10km超歩き続けていたので、ここで乾杯したビールは今までの人生で一番おいしかったかもしれません。(笑)
暑いとき、疲れているとき、非日常的な空間かつ野外で飲むビールがいかにおいしいかを学びました。
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ホーチミンのラコステで「どのような商品が人気なのですか?日本人や中国人の購入者の割合は多いのですか?」と尋ねたら、
「紺色や黒色、青色が人気でインバウンドによる購入率は少ない」と言ってました。勝手なイメージで東南アジアの方は、黄色や赤色など派手目な色を好むイメージがあったのですが、人間やはりベースカラーを好むのでしょう。
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夜のドンコイ通りは活気に満ち溢れており、歩いているだけでもとても楽しい空間でした。日本企業では、みずほ銀行のホーチミン支店や、ANAなどがこの通り沿いに支店を構えています。歩いている年齢層が若く、スーツ姿のサラリーマンが少ないのも、東京とは違った光景でした。東京もそうですが、東南アジアは基本的に密度の高い都市が多い中で、ホーチミンは比較的圧迫感がなく、開放的で非常に居心地がよかったのが印象的です。このあたりはフランスの占領下の下、東洋のパリと言われただけあって、シャンゼリゼ通りを思い出しました。
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とにかく歩いているだけで成長している街の活気を感じる事が出来るホーチミン、素晴らしい1日目でした。