温泉好きの子供達
株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。
うちの子供が段々と温泉が好きになってきたと言う話しで、この前本屋さんに行くと、旅行雑誌の本を買いたいというところから、結局温泉の本を買って欲しいとなって、温泉の本を買いました。
僕も旅行の予定がなくてもたまに、雑誌の旅行特集の回など気になって購入します。
そういう雑誌が家にあるので、子供も段々と字が読めるようになってきて、暇な時に眺めるようになってきました。
本屋さんで結局買った本は「CREA もっと!楽しいひとり温泉。」という雑誌で、ひとりにいい温泉宿330が掲載されていたのでした。
長男は小学4年生、次男は小学2年生で、ひとり温泉の雑誌を選んでいるのがなんかウケます。
写真が綺麗で、たくさん載ってるからという理由で選んだみたいです。
僕は小学生の頃は歴史が好きだったのですが、地理のことがもっと分かればもっと歴史の理解も深まっただろうなと思いました。
人が土地の取合いをしているのが歴史のひとつの側面なので、地理がわかるとなぜそこを取りたかったのかなどよくわかると思います。
日本は四季もあるし、地方によって特産物があったり、産業があったりするので、美味しいものと温泉を目当てについでに地理や歴史も理解できたら良いなぁと思って、どれだけできるかわかりませんが、これからはできるだけ色々なところに連れてあげたいなと思います。
と、偉そうに学びの目線で語っていますが、僕も知らない場所に行って、美味しいもの、良い泉質の温泉に浸かりたいと言う下世話な欲と学びがたまたま合致したということです。
親がこういうスタンスなので、子供達も何を考えているかわかりません。長男は旅行に連れて行っても地図でおさらいしても、どの県にいったとか、全然覚えていない場合もあって、ガックリします。
昔は京都と東京がごっちゃになっていて、日本の首都はキョートー、大阪の隣りにあるのはトーキョとか言ってました。結構最近まで間違えていたと思います。それでも僕の小学生の頃とくらべたら、地理に関心があるだけマシだと思いますが。
話しを戻して、子供がその「CREA もっと楽しいひとり温泉。」を読みだしてから、家で用事をしている時に、今年の旅行はこことかどう?あそこはどう?どう?どう?とやたら勧めてこられるようになり、最初は「ん?どこ?えっ、山形?大阪から山形はちゃっと遠いなぁ」とか言って話し相手になっていたのですが、そのうち「おっ、いい温泉だね、えっ?一泊最低11万から?高いねー」「えっ?なに?アマン京都?は?」「ANAインターコンチネンタル別府?高過ぎやろ!」と法外な宿泊料の宿を勧めてくるし、どこも遠いし、どこも高いので、僕の対応も「え、あそう、ムニャムニャ」と、どんどん雑になっていきました。
長男は僕が相手をしなくても妄想旅行を楽しんでいます。ニヤニヤしながら、彼女ができたらアマン京都に泊まりに行ってくるとか言ってました。マセたこといってますが、妄想旅行も楽しいものです。
まぁ、そんな感じで子供達は勝手に色々調べていました。
今年はどこに旅行に行こうかなぁと奥さんと2人で行先を決めていたところから、子供も行先の計画に参画するようになり、なかなか意見が合致せず、混沌としています。
奥さんが、島根の方の出西窯や湯町窯などの焼物が気になるということで、島根の方も良いねと言うことになりました。
すると子供に玉造温泉はどうだ?とか出雲の方はどうだ?星野リゾートがあるよ?と勧められます。そんな話しをしていたら、長男も中国地方の地図を図書館で借りてきました。
大人の会話に入ってきて、大人みたいな口調で、youtubeで観たホテル情報など教えてくれますが、お金の感覚がまだそこまでないので、宿泊料を考えずにスイートルームなどの特別室のアドバイスしてくれるので有難迷惑でもあります。
旅行というのは計画から始まっているので、まだしばらく行き先を、ああでもないこうでもないと言いながら、予算とも相談して決めようかと思います。