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八ヶ岳縦走 Day1 東京から普通列車とマウンテンタクシー利用で観音平登山口へ | 編笠山 青年小屋

八ヶ岳縦走1日目(2024/10/08 火)
観音平登山口 - 編笠山 - 青年小屋
ルートの詳細はYAMAPにて
https://yamap.com/activities/34983860

目覚め

朝3:00に起きて支度をする。
前日にはほぼパッキングを済ませているため、そんなにする事ないはずなのにソワソワしてしまう。

モンベルのバックパック 二泊三日の荷物
2泊3日のパッキング

まずは登山口に着くまでが試練であり緊張の連続。初めて行くところは特に緊張するアラフォー男。

どのくらい緊張するかというと吐き気がしてきて行きたくない気持ちが出てくるくらい。行くのやめて家でゆっくりしたいなと思うくらい緊張する。ちゃんと登山口につけますように。

東京から登山口までのアプローチ

移動手段

電車
町田駅 5:23 -- JR横浜線 -- 八王子駅 6:04 -- JR中央線 -- 高尾駅 6:15 -- JR中央本線 -- 小淵沢駅8:27
マウンテンタクシー
小淵沢駅 8:45 -- 観音平登山口 9:05

普通電車に揺られ小淵沢駅へ

JR八王子駅
早朝の八王子駅 5:58

町田5:23発八王子行きは満席。
八王子に着く頃にはぎゅうぎゅうの満員電車。平日の朝は人が多い。
八王子駅のトイレ(大便)を使いたかったが列ができており使用できなかった。これは痛い。
高尾6:15発松本行きの電車内のトイレで無事用をたせた。JRの車両はトイレが付いているから本当にありがたい。
ちなみに僕が乗った車両は1番前の車両で、その車両にトイレがあった。参考までに。

平日のJR中央本線、高尾6:15初松本行き先頭車両の混み具合を紹介しておく。
高尾からはガラガラ。シートに全員が寝転んでもスペースがあるくらい。しばらくゆったりとした感じが続く。
東山梨駅で人が多くなり、立つ人も多くなってきた。
甲府駅で一気に降りて立つ人もまばらになる。
しかし、その後すぐに満員電車に。
韮崎で一気に降り、ここから小淵沢までの車内はゆったり座れるようになった。
平日に行かれる方は参考にもらえると。

JR小淵沢駅改札
JR小淵沢駅改札

小淵沢駅のホームは古さこそ感じるが改札周りはとてもきれい。トイレもきれいで心地よく、僕のお腹もスッキリした。

マウンテンタクシーを利用して登山口へ

マウンテンタクシー 観音平
マウンテンタクシー 観音平にて

小淵沢駅に着いたら予約していたマウンテンタクシーが待ってくれていた。予定では9:00出発だが本日の乗客は僕1人ということで、まだ早いが出発してくれた。

っと、その前に、写真を撮らせていただいた。
外見のみならず中身もマウンテンタクシー!かっこいい!これから登山をする人のテンションを上げるデザインになっている。

マウンテンタクシー 外装
ノースフェイスのロゴが入ったマウンテンタクシー
マウンテンタクシー 内装
車のシートカバーにはGoreTexとTheNorthFaceのロゴあり

このタクシー以外にも数台タクシーが止まっていた。タクシーで登山口まで行く人も多そうだ。
いざ出発すると、バスとは違いスピードが速い。そして乗り心地の良さと、加速の安定感に驚く。さすが日本の車。さすがTOYOTA NOAH。
(普段車を乗らないので基準が古いかもしれん)
これで1500円だから安い。

マウンテンタクシーとは

マウンテンタクシー 正面
かっこいい!マウンテンタクシー

ぼっち登山者に優しいマウンテンタクシー
平日1500円で小淵沢駅から登山口まで連れて行ってくれるシェア型のタクシー。今回は僕1人だったがおそらく通常は知らない人と相乗りをする形になる。
要予約なので注意だ。いきなり乗せて行って下さいは通用しない。

株式会社ゴールドウインが展開する「THE NORTH FACE」と北杜市は、2020年1月に締結した包括連携協定を締結しました。
MOUNTAIN TAXIはこの連携協定に基づき、「北杜市の誇る山々の情報発信、登山者の増加を目的とした取り組み」の一環として、フィールドへの玄関口となるJR小淵沢駅から八ヶ岳と南アルプス甲斐駒ヶ岳などの登山口までを運行し、二次交通の利便性を向上させ登山者をサポートします。

引用元 : https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/mountain-guide/news/23680.html

マウンテンタクシーの詳細情報や予約はこちらから
URL : https://www.mountaintaxi.jp/

観音平登山口 ー 青年小屋

マウンテンタクシー 観音平
マウンテンタクシーと別れを告げる

9:05
あっという間に登山口に到着。
天候は霧雨。
トイレを済ませズボンだけレインウェアを履いてスタート。森の中をひたすら登る。平坦な道や、下りの道は一切なくずっと登る。これはキツイ。

観音平登山口
観音平登山口
祀られている岩
祀られている謎の岩
熊笹と登山道
赤い矢印に従って中央の岩と岩の間を通る

僕のホームマウンテンである丹沢山のようにわかりやすいトレースがないところも多くピンクテープが見えると安心する。そんな感じの登山道。(丹沢のような木道は一切ない)

岩の登山道
滑りやすい岩の道
岩の登山道
ピンクテープとYAMAPを頼りに進む
八ヶ岳のかわいいキノコ
八ヶ岳のかわいいキノコ

山頂に近づくに連れて大きな岩が多くなってくる。アスレチック感があって楽しい。しかし、永遠と登りが続きあまり遊ぶ余裕がない。
途中雨風が強くなり上下レインウェアに切り替える。カメラもバックパックにしまう。

登山道にあるハシゴ
編笠山への登山道で唯一のハシゴ

途中1つだけ若干不安定なハシゴがあった。そこを超えると後1時間ほどで山頂だ。
編笠山の山頂に到着するも雨風強く、ガスっておりなにも見えず。

標高2524m 編笠山山頂
標高2524m 編笠山山頂
編笠山から青年小屋へラストスパートの岩場
編笠山から青年小屋へラストスパート

編笠山の山頂から樹林帯を抜けると景色が開ける(ガスは相変わらず)。すると大きな岩場が見えてくる。下には青年小屋が見える。雨で濡れており滑りそうな岩を慎重にやり過ごすと青年小屋だ。
ここにくるまで登山者にはいっさい出会わず、久しぶりに「この山にいる人間は自分一人かもしれない」というワクワクと不安が入り混じる感覚を覚えた。
これも山登りの楽しさのひとつ。

青年小屋について

青年小屋とラブランコ
青年小屋とラブランコ

本日の客は僕1人らしい。
スタッフは感じの良い若そうな男性2人。
スタッフは無理に干渉してこず、コミュ障の僕は気が楽で良い。

山小屋でストーブの前で食べるベースブレッド
お昼ご飯は談話室でベースブレッド

電波はauの場合は近くの水場で拾えるらしいが、雨で面倒なので今日はもういい。休暇中も会社にはなるべくチャットは見ておくようにと言われたが電波が届かないのだから仕方ない。僕はなにも悪くない。(会社で支給されているスマホはソフトバンク。山で最弱なソフトバンクである。電波なんてはじめから期待できない)

青年小屋の食事(夕飯と朝食)

青年小屋の食事は非常に満足度が高かった。
美味しいしボリュームもちょうど良い感じ。こたつに入っていただきます。

夕食 : 17:30
山小屋で生野菜が食べられるなんて素晴らしい。
ご飯と粕汁はおかわり可能

青年小屋 アジフライ 粕汁 豆腐 ご飯
青年小屋の夕食
青年小屋 夕食 アジフライ
青年小屋の夕食 メインディッシュのアジフライ

朝食 : 5:30
麩の煮物??とオーナーの奥様お手製のシウマイ
朝食も味噌汁とご飯はおかわり可能

青年小屋の朝食 シウマイ 味噌汁 ご飯
青年小屋の朝食

青年小屋の設備やルール

青年小屋の設備やルールについて説明しよう。

  1. 客が寝るための部屋が数部屋

  2. 談話室が2部屋

  3. 談話室の1つで濡れたウエアを乾かせる。

  4. 酷く濡れているレインウェアなどは玄関で干させてもらう

  5. ご飯の時間は朝夜共に5:30頃
    朝夜ともにご飯と汁物はおかわり可能

  6. 寝る時はそのまま布団を使わせてもらえる。しかし手ぬぐいと不織布シートが用意されており、手ぬぐいで枕を覆い不織布シートで掛け布団の口に当たる部分を不織布シートでカバーする。特にインナーシーツは不要。

  7. 歯が磨ける(歯磨き粉NG)

  8. 風呂無し

  9. 21:00消灯

注意



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