刑期終了は許された訳ではない
出所してきた彼は
出所してきてもいいことがない
戻りたいといっていた。
私は心の中で
許された訳ではないのだから
それは死ぬまで背負っていろと
思っていた。
人を殺めたら許される日は来ない
わたしはそう思っている
加害者の人権など生ぬるいわ
などと冷ややかな顔になる
もう少ししたら
また出所してくる人がいる
その人に私は笑顔をむけるだろう
私は出所後の彼らを見ると
モヤモヤとしたものに包まれる
塀の中で罪を償った?
釈放されたら許されてるとでも?
犯罪者の心の中に反省など
本当にあるのだろうか。
ほとんどの加害者の心は
「自分も可哀想」「覚えていない」だから真の反省などしていないと私は思っている。
でも刑期というものがある以上、そこはやはり償ったと思わなきゃいけないか…。
世の中の皆はどう思っているのだろう。聞いてみたいものだ。