大阪地殻変動!日本人が住めなくなる(かもしれない)街へ
近畿でライフプランデザイナーをしております、石野です。
少し恐ろしいタイトルですが・・・災害の話ではありませんのでご安心ください。
昨今、街で外国人観光客を見かけない日はないですね。
日本政府は、日本を観光立国にすることを打ち出しています。
国内需要だけだと先行きが怪しいので、海外マネーも落としてほしいという意図だと思います。
さらに今後、高齢化社会は進むため「日本の未来は外国人労働者が握る」と言っても過言ではありません。
大阪は早くから大阪万博、IR誘致、民泊など外国人誘致に積極的です。
人が増えるのでインフラも整備する必要があり、官民協力の元、着々と工事が始まっています。
大きな変化は以下の通りです。
①大阪メトロになにわ筋線という路線が出来ます。
②新たにできる北梅田駅に阪急が乗り入れ、なにわ筋線経由で新大阪ー関西国際空港が1本でつながります。
③大阪メトロ中央線が夢洲(IR、万博開催地)まで延伸します。
大阪は現在でもホテル稼働率が95%と異常なまで高く、これからのインバウンド増によって、客室不足が予想されているのでホテルの竣工も急ピッチです。
土地の需要が上がっているので、当然大阪市の地価は上がってきています。
キタ(梅田)やミナミ(難波)が上がるのはわかると思いますが、珍しい所も上がっています。
「大阪市西成区」
関西に住まれている方なら、名前くらいは聞いたことがあると思います。
お世辞にもあまり治安がいいとは言えない西成区の駅前(新今宮駅)一等地に入札がありました。
星野リゾートさんの(主に外国人観光客向けの)ホテルが出来ます!
地元民にはイメージの良くない土地も、観光客には関係ありません。
あべのハルカス、通天閣、天王寺動物園などに近く、立地としては最高です。
不動産をお持ちでない方は、「へぇー・・・」って感じかと思いますが、大阪の一連の変化は私たちの生活にも影響があると思います。
(ギャンブル依存症がどうのこうの言う前にこちらに目を向けたほうがいいと思いますよ)
以下良し悪しの話ではありません。
今、この大阪の不動産を誰が買い占めているか?
これがキーワードです。
実は中国の方々です!
この理由は、
①日本は低金利なので中国から見ると不動産は割安である
②中国の通貨人民元の信用の低下のため資産を現物資産に移している
③中国本土の土地は国のもので買う事はできない
など様々ですが、日本の不動産がビジネスチャンスである事は事実です!
さらに、こんな構想もあるみたいですよ💦
大阪にも中華街が出来る!やったー小籠包食べれる!
ではないです笑
これは、その気になれば大阪の不動産オーナーが組合を組んでマンションの家賃を一斉に引き上げて在住日本人を退出させ、そこにIRやアミューズメントで働くための外国人労働者を呼び込んでくる、という事もあり得る話です。
こうなったら大阪は外国観光客の為の街となり、一方日本人は家賃が高すぎて住めないので、大阪の郊外もしくは府外へ退去せざるを得ない状況になります。
まだまだ日本人はこの大規模な地殻変動に気づいていません・・・。
大阪のミライ、注視しておく必要がありそうです!
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