いまさら聞けない暗号通貨とキャッシュレス【基礎編】
近畿でライフプランデザイナーをしております石野です。
「仮想通貨」「暗号資産」と聞くとどのようなイメージをお持ちになるでしょうか。
・実体がないから怪しい
・終わったやつでしょ
日本では未だに、このようなイメージを持たれている方が大多数です。
なぜなら伝わり方が悪いから。これで知った方がほとんどではないでしょうか?
当時、仮想通貨取引所マウントゴックスのビットコインが流出したことによって、世間に「仮想通貨」「ビットコイン」が知れ渡りました。
そもそも通貨、貨幣とは?
造幣局のHPに貨幣の歴史が載っています。
厳密な違いはないようですが、共通の価値が担保できるものが貨幣、貨幣が流通し支払手段として使えるものが通貨です。日本では通貨が円(JPY)、貨幣はドル(USD)などです。
通貨であるための条件
①価値が保存されていること
②決済(支払)に使えること
では、仮想通貨とは?
「暗号資産(仮想通貨)」とは、インターネット上でやりとりできる財産的価値であり、「資金決済に関する法律」において、次の性質をもつものと定義されています。
(1)不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
(2)電子的に記録され、移転できる
(3)法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない
なるほど、仮想通貨は「法定通貨以外のデジタルな通貨」といえます。
仮想通貨ビットコイン(BTC)
・多いときは1日で10%くらい価値が変動する
・使えるお店が限られている(ビックカメラ、東京のタクシー等、オリンピックに向けて使える場所は増えていますが・・・)
ですので、今のところ通貨とは言えないです、、、身近にないので怪しさが増しますね。
PayPay
ではキャッシュレス(QR)決済で有名なPayPayはどうですか?
「スマホの中にデータとして存在し実体はない」のは仮想通貨と変わらないのに怪しくないですよね。なぜでしょう。
使えるお店が多く身近にあるから、ではないでしょうか。
1JPY=1PayPayですので、日本円(JPY)が大きな変動をしない限り価値は保存されています。なので日本に限っては、PayPayは通貨と言えそうです。
ビットコインがもっと身近になれば「怪しさ」はなくなると思います。
ただし、トランザクション(簡単に言うと容量)の問題でビットコインは、通貨になることは難しく、金(GOLD)のような価値の保存手段になると言われています。
では仮想通貨はこれからどうなっていくのか?後半へ続く!
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