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これからスポーツ法を勉強する人にオススメの本

ひとことで「スポーツ法」といっても、その内容は多岐にわたります。
今回は、これからスポーツ法を勉強したいと考えている方向けに、スポーツ法を広く浅く学べる本を紹介します。

1.詳解・スポーツ基本法(2011年)

平成23年(2011年)6月に成立したスポーツ基本法の解説書です。
・どういった背景事情や課題があったのか
・法律が成立した意義
・法律によって求められている指針や今後の方向性
について幅広く書かれています。


2.標準テキスト スポーツ法学 第3版(2020年)

憲法、民法、刑法など、いわゆる「六法」と呼ばれる法律を軸に、それらがスポーツとどのように関わるのかが網羅的に解説されています。
六法の勉強を一通り終えた法学部生や法科大学院生向けです。


3.スポーツの法律相談(2017年)

選手、指導者、スポーツ団体、自治体という角度から、QA方式でスポーツに関する様々な相談について解説されています。
ひとりで通読するのは骨が折れるので、勉強会で使う本としてオススメです。


4.スポーツ法へのファーストステップ(2018年)

15のテーマに沿って、スポーツに関する問題点や課題について解説されています。正解が書かれているというより、考えるヒントが散りばめられている本なので、ひとりで読むよりも授業や勉強会の素材にむいています。


5.不合理だらけの日本スポーツ界(2018年)

日本とアメリカの比較から、日本のスポーツ界の課題について書かれた本です。全てアメリカが正しいという事は無いですが、これだけの違いがあるということを知っておくことは、知っていて損はないと思います。


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