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無職になったらエンヤコラ
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無職!石垣です。
新卒~就職難ぶりの無職にテンションが上がっております。無職無職!
…しかし自虐ネタは見る側のほうがツラい事を重々承知しておりますで、ほどほどにしたいなと思います。
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思い返せば僕はいわゆる氷河期世代の圧迫面接まっさかりでして、女性にもありえる本名に加え顔写真・作品・文字あたりがビミョウに女の子っぽかったのか、履歴書の段階で性別を間違われる事が多くございました。
いざ面接に行ったら
「なんだ男かよ」
(メールで作品を送ったら「かわいい絵」を理由に面接になったが、会って男とわかると)「女ウケを狙った作風がムカつく」
「おまえの父親は俺」
「男はコソボ(当時紛争が起きていた)に行ってもらうが、それでも入りたいか」(辞退させるための脅し)
…などなど、札幌市内の各デザイン会社様から分類の難しいハラスメントをたくさん施していただきました。
幸いにして一般的な面接をしてくださった会社様に拾われ、約15年可愛がっていただきましたけれどもー…逆に圧迫面接で採用された人は、どうされているのでしょうね。
面接時のしこりを解消して、あるいは仕事と割り切って、うまくやっているのでしょうか?
就職後も圧迫されてすぐに辞めてしまったり、ストレスを抱えながら頑張って勤めているのでしょうか?
あるいは、見込みのある人は圧迫されなかったのでしょうか…?
…それから僕自身も面接官側を経験し、もちろん技術的・能力的な試験は必要ですし、全員雇う事は不可能なのでどうしてもご縁を見送らなければならないのですが、やっぱりこれから一緒に働くかもしれない・同業種や取引先に入社するかもしれない人に嫌がらせをするのは違うよなあ、と思います。
「鬼滅の刃」も入隊試験はやり過ぎだったと思いますし!
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現在は氷河期を脱したとされておりますが、就職活動中の皆様が健全な面接を受けられることを祈るばかりでございます。
まあ僕も就活する側なのですけれども!
…という無職ジョークでございました。