MARVELvs懐古
懐古!石垣です。
9月12日に発売された「MARVELvsCAPCON FIGHTING COLLECTION」というゲームを買いました。
25年ぐらい前の格闘ゲームシリーズ(+オマケ)が複数本入っているもので、学生時代にお友達と狂ったように遊んでいたので予約して午前0時に購入いたしました。
まだ2日ほど遊んだだけはありますがゲームの移植の出来は問題なく、僕自身の反射神経も(元が大した事なかったおかげか)特に衰えておらず、懐かしみながら当時と変わらず楽しくプレイできております。
ただゲームそのものよりも、プレイすることで蘇ってくる学生時代の記憶に感情を動かされております。
「このキャラクターは友達が使っていたな」とか「この技を喰らって負けた事あるな」とかの《ゲームの記憶》と同時に、遊んでいた友達、遊んでいた場所、ゲームのあと遊びに行った…などなど《青春時代の記憶》がゲームをきっかけに蘇ってくるのです。
25年も経ちますと縁の切れた方もいれば亡くなられた方もおり、遊んだ場所も大半は無くなり…思い出すきっかけの無くなっていた色々な感情がブワーとなってンゴーとなってソイヤソイヤでございました。
(※変な擬音語で誤魔化しましたが、「感情が溢れて言葉に出来ない」系のアレです)
…不思議なもので完全に一人で遊んでいたゲームのリメイク作品に触れても《ゲームの記憶》で止まってしまうことが多く、ゲーム自体を懐かしむ事は出来ても当時のほかの記憶とは繋がりにくいので、人と一緒に何かをした記憶というのは強いものだな…と感じております。
(ネットが発展した現在、オンラインで知らない人と野良試合をした体験はどういう記憶になっていくのかな、とちょっと楽しみだったりもします)
記憶を懐かしめること自体が加齢の証であり「年とったなあ…」と感じてしまったりもするのですが、なぜか悪い気分ではありません。
楽しかった記憶ばかりではないけれど、それも「懐かしい」に含めることが出来るようになったのは、時間が解決してくれた(飲み込めるようになった)証であり、それは加齢の証でも成長の証でもあり…みたいな。
なんか無駄に年だけ重ねてしまった気がして内心焦っていた自分の、ちゃんと成長してた部分を認識出来た感じというか。
色々な感情が含まれてしまうので「このゲームそのものを公正にジャッジしたレビュー」は僕には書く事が出来ないのかなと思いますが、それでもたしかに、素晴らしい体験をさせていただけた40代の秋にございました。
…といった感じで懐古の日記でございました。
こういった体験は皆様も他の趣味でもおありかなと思います。
趣味でなくとも「特に目的なく集まっていた溜まり場」とか、むかし通っていた学校や職場に再訪する、とかでも。
皆様も機会がございましたら是非!懐かしまれてみてはいかがでしょうか!
(学校や職場は不法侵入になってしまうので、通学/通勤ルートをなぞってみる…とかでも!)
(※まだ時間が解決しきれていない記憶に触れるとダメージを受けたりもいたしますので、ケースバイケースでリスクユアセルフな感じで…!)