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日本人が多いインターナショナルスクールで英語力はつくのか?

息子と娘は日本人の多いインターナショナルスクールに香港でもシンガポールでも通っています。
割合としては、クラスに20%程度日本人がいると、多いと感じるのではないでしょうか。

◆香港のインターナショナルスクール

Kinder(Pre Grade息子):男 3人 女2人 
Kinder(PreGrade娘):男3人 女2人 
Grade1:男3(途中から2人) 女2(途中から3人) 
Grade2:男2 女2 (ほぼオンライン授業だったため関係なさそう)
Grade3:男2 女1 
Grade4:男2 女0 
※全てのGradeにおいて1クラス15人〜18人の規模

シンガポールのインターナショナルスクール
Kinder(K2):男2 4女  1クラス29人
Grade4:男3 女2 1クラス27人

インターナショナルスクールは一般的に小学校高学年になるにつれて、日本からの転入生が減ります。
ESLやEALが充実していることを売りにしている学校は話が別ですが、日本人小中学校がある国・地域であればこの傾向は当然。
幼稚園の学年では毎年学年で3〜4人の日本人が転入していた学校でも、他国からのスライド異動や過去海外経験がある人を除くと、小学校3年生ぐらいから日本からの転入は1人、小学校4年生の学年では0人でした。

結論としては「つきます」
英語力のゴールをどこに持っていくかによるのですが、以下を達成できるようになれば英語力がついたと考えるのであれば、日本人が多い学校でも2年半通えば英語力はつきました。
・英語をネイティブとする同年代の友達と同等に話せるようになること、
・英語で授業を問題なく受けられるようになること
 (ESL/EAL不要なレベル)

ただ、初めの1年は日本人のお友達に頼る必要があったので、ほぼ日本人と一緒に行動していました。当たり前ですが、すぐにでも英語力を伸ばしたいという人は、日本人が少ない学校にぶち込むの方がいいでしょう。
元々英語力のある子の場合には、学校のカリキュラムや校風に(運ですが、先生の熱心さ)よって英語力の伸びが日本人割合よりも重要かもしれません。

帰国生受験で一流学校合格を勝ち取れる英検1級レベルの英語力をつくかどうかにおいては、別問題だと思います。
中学受験の難関校を勝ち抜けるようなエッセイ力や英検1級が取れるような英語力は今のところ我が子は持ち合わせていません。ただ、個々人の努力の部分(とか地頭とか親が頑張れるとか塾通いとか)が大きく影響すると思うので、その辺は日本人が多い学校かどうかは関係ない気がします。

インターナショナルスクールに通い始めて2年経過する頃から、日本人かどうかというより性格が合うかどうかで友達作りをするようになるので、クラスに日本人が多いかどうかはあまり気にならなくなりました。
これは我が子の性格(ゲーム、アニメ、サッカー好き)とクラスにいた日本人の英語レベルによって状況が変わると思います。Grade3の時に同じクラスにいた日本人の子は、第二外国語を日本語選択していなかったため日本人だと思っておらず、お互い仲良くしていたグループが違うようで、1年ほどほぼ話に出てきませんでした。2年連続して同じクラスになってGrade4になってから仲良くなっていったようでした。

香港の学校の方が実際に日本人の割合が多いのですが、シンガポールのインターナショナルスクールの方が体感では多く感じます。
それは娘が通うシンガポールのインターナショナススクールがたまたま日本人の子と気が合い仲良くしているから、という事影響しがているのかな・・・と思います。

駐在家庭では、3年程度で帰国という人も多いと思います。日本人が多いインターナショナルスクールに初め1年半通いながら子供のインターナショナルスクールの抵抗感をなくした後に日本人の少ないインターナショナルスクールに転校するというステップを踏む家庭も多くありました。
担任の先生に同じクラスの日本人とグループワークの時には席を話すようにリクエストを出したり・・と色々小細工をしたり。

まぁ、駐在帯同で専業主婦状態になると、話題や関心ごとの多くが子供の転校や受験などになるので、よりよさそうな環境へ転校させたくなる気持ち分かる。我が子の場合は、通っている学校が好きで大きなトラブルもなかったので、不登校になっても困るし、楽しいなかそれだけで良いかと思い転校はしませんでした。

参考までに
◆香港のインターナショナルスクール:クラスメイトの国籍
・日本=インド=韓国>香港>ドイツ=イタリア=カナダ=セルビア=タイ
◆シンガポールのインターナショナルスクール:クラスメイトの国籍
・韓国=インド=日本>中国=イギリス>オーストラリア=南アフリカ=フィリピン=ポーランド
(二重国籍の子も多いので、曖昧な部分もあり)


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