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シンガポールのインターナショナルスクール 学校見学その11-1
気になっている人が多いのではないかと思われます、
英国伝統校 The Perse School (Singapore)
1度は今のInvictus International schoolの場所で開校していましたが、いつの間にか閉校して、新たに2025年1月に広いキャンパスと共にOPEN!
校舎の見学が2024年の10月末にできるようになっていましたが、いい感じの時間の枠が取れない程の人気ぶりでした。
これは長女が通っていた学校の閉校タイミングと開校タイミングが重なったこともあり、転校先を求めていた勢力や、元々The Perse School に通っていた勢、学校斡旋関係者などが集まったため早速人気だった模様です。
しかも1枠30分。じっくり見たい人には短い気がしますが、施設を見るだけならそれくらいで十分かと思ったのでしょう。
開校がまだなので、生徒や教師のことなどがまだはっきりとは言えないだろうし、EALや入学手続きやECA、バスのことなど詳細聞きたい人もいるだろうけれど、デジタルパンフレットに掲載されている情報と同じことしか言えないだろうなと思い見学には開校してから行きました。
長女の学校が突然閉校が決まる前から次のタームには学費も今までの学校より少し高くなるだけだし、2023年時点の閉校前の旧The Perse School に学校見学いたった際には校庭がないことなどがネックでしたが、他のカリキュラムや雰囲気は私的には好感触だったので、転校させたいなぁと思っていたので情報を収集していました。
閉校ってワードが多発しているので分かりにくいかもしれませんが、それぐらい閉校が当たり前ってこと・・なので今通っている学校もいつ潰れたりキャンパス移転になるかわからないと思って期待しないでおこうと考えております。
そんなんいいから本題に早く入れよって思った人、まだ本題入りません。
The Perse School の開校がアナウンスされてから開催された説明会が事務所のあるホーランドビレッジとデンプシーヒルのCafeで行っていました。
そこでの説明会での内容をまず。
ホーランドやDempsey hillで行っている感じを見ると、学校側が欲しい人材の層がなんとなく分かりますねぇ。
私が参加したのはDempsey hillでの説明会。
Head of PrimaryやPrincipalだけでなく、本家The Perse Cambridgeの偉い方も説明していました。ただ、その時(9月上旬ごろ)は周知があまりされていなかったのか参加者が10人未満かな・・というぐらいすごく少なく、質問に丁寧に答えてくれました。偉い人あるあるのほぼThe Perse Cambridgeの400年以上の歴史の凄さ、教育の方針、出身著名人、オックスフォードへの進学実績など大まかな概念的なことを話していましたので、シンガポールにおいてはまだこれから詳細詰めていくんだろうなという感じでした。
質疑はこんな感じ(英語力の問題でかなりの意訳)
▪️どんな教師をどういった基準で採用しているのか、国籍・スキル・経験など何を重視しているのか(私は当時娘が通っていた学校の担任が好みではなかったので聞きたかった)
「まだ全員の採用が決まったわけではないけれど、応募がすごく多くて選びたい放題なんだ」
「国籍は1番多いのはイギリス国籍の先生かな、それ以外も採用する予定」
▪️英国に移住した際には、The Perse Singapore→The Perse Cambridgeに編入させてもらえるのか?
「教育課程的にはスムーズに移行できるから、ありえるけれど確実に編入できるとは学力のレベルの関係もあるし言えない。。。(歯切れ悪い)」
そりゃ編入OKって言っちゃうと英国移住予定の人や帰国先が英国人は誰でも入れる新規開校の際に入学するメリットありまくりだよね。おそらくこの点を1番聞きたいご家庭がいらっしゃいました。
The Perse Cambridgeって「ザ・ナイン」ではないけれど伝統校だし、日本で言うと立教大学附属高校って感じのイメージ?全く知らんけど。
▪️新規開校ということで、生徒が集まらなかった場合には1学年1クラスが実現できず、2学年1クラスなどになってしまう可能性はあるのか?という懸念点については
「まだ入学受付が始まっていないのでその辺はわからないが、可能性はゼロに近いと思う、既に入学希望の声は多く聞こえているから」
という感じ。ブランド力もあるし、一度閉校しているとはいえ、The Perseが戻ってきたらまた再入学したい層は確実にいると踏んでいるようです。
→後々記載しますが、蓋を開ければ1学年2クラスできている様子。スゴ!
▪️日本語を第二外国語の選択肢にする予定はあるか?
「要望が多ければするけれど、現時点では検討していない」
ということでしたが、長女の学校が閉校したことで、素敵な日本語教師がThe Perse Schoolで勤務することになり、追加料金ではありますがECAでも第2外国語でも日本語クラスを受けることができるようになりました。
スピード感が早い!
その後の別の説明会で得た情報はこんな感じ。
<スクールバス>
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このHaw Par villaから出ているシャトルバスサービス、お値段的に凄く良い!
おそらく旧Middletone WC生徒の救済&獲得措置で作った路線。2年間はバス出すけれどその後は継続するかは不明。
この路線の経由地も保護者の強い要望(というか強い保護者の意見で)を考慮して作られました。もしかすると路線廃止の他にも経由地追加や変更なども交渉次第で今後あり得るかもと期待したいけれど、学校側の歩み寄りは初めだけかなぁ・・
DoorーDoorのバスも過去別の学校でのスクールバスは6Kmで$5,000超えていましたので、他のバス会社と同等か割安な気がします。
片道だけがあるのかどうなのかは不明です。
<日本語クラスについて>
写真の概要の通り、EALでない生徒には週3回日本語クラスが受講できます!
日本語クラスの先生は2人いるようですが、うち1人は過去1年半ほどお世話になっていて、とても丁寧に個人の成長に合わせて教えてくれる安心感のある先生です。この先生が行くならってことが決め手でPerseに転校先を選ぶ人も私の数少ない知人でも複数います。
Y7(2025.8にできる)以降はどうなるのかは未定だと思うので、判明したらおいおい追記します。
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<入学テスト・クラス分けについて>
新設校なのに割と勉強に対してしっかりした基準があるるようで、判定も厳しめ。単純に生年月日で判断せず、今まで通っていた学校のカリキュラムとPerseのカリキュラムでやっていない単元があったりすると入学時に対象の学年を落とさせる事も多くあるようです。学年の区切りが8月ー6月じゃない学校出身の人は注意が必要です。
学年にもよると思いますが、入学テストは算数・英語の筆記(WEB)で面接はなしと聞きました。低学年は紙でのテストだったという友人もいたので、学年によるのかも。英語を口語で話すのは問題ないけれどWriteingは自信ないと言うか、シンプルにお勉強嫌いの娘には厳しい条件・・・
EALの学費も他校と比べて高額なので、英語ができない生徒にはあえて敷居を高めにしているかのように感じました。
<学費>
シンガポールのインターナショナルスクールでは低価格帯。
今後、爆あがりするんでしょう?と思った方、年間授業料の値上がりはインフレ率+1%を上限とする予定なようです。
今後できるシニアスクールはジュニアスクールと比べて最大15%の値上げ率。
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ただ、水泳やら日本語やら補講やらEAL対象となったりすればMiddletonやワンワールド、KBHのようなバジェットインターほどお安くはないですね。
伝統校なのになんで強気の価格で攻めないんだろうかという単純な疑問もありますが、その辺は質問する勇気ない。
長くなったので、学校見学の内容までたどり着いていないですが、
一旦終わります。気が向いたら書きます!