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インターナショナルスクールか日本人学校か

この話題は子持ち駐在家庭であれば1度は話題になるであろうネタであるが、あえて初めに記事に。子どもの年齢や個性によって正解は違うし、正解が何かは分からないけれど、私の経験をアウトプットして頭の整理をしつつ誰かの参考になればと思いnoteを始めます。
早速、日本人小学校にするか、インターナショナルスクールにするか、インターナショナルスクールでもどこにするか、転校するか何度も悩んだ5歳から海外に住むことになった息子の経歴について軽く。
◆息子の経歴
5歳(年中)インターナショナルスクール@香港
10歳(小4)3ヶ月間 日本人小学校@シンガポール
10歳(小4)8月から再びインターナショナルスクール@シンガポール

本題であるインターナショナルスクールか日本人学校かについて、私の経験をもとに考える良いところはこんな感じ。

<インターナショナルスクールの良いところ>
・日本人学校がない国に海外帯同することになっても抵抗が少ない
・日本では経験できないことができる(日本でインター入学が難しい)
・英語(第二外国語も)が身に付く
・多国籍の友達ができる
・日本人学校がない国に海外帯同することになっても抵抗が少ない
・いじめなどの対応が厳しい(場合が多い)
・学校、カリキュラムが選べる
・住む場所を柔軟に選べる(スクールバス都合)
・持ち物を用意する必要がない
・PTAが任意、大変じゃない
・たまに大富豪の誕生日会に参加できて非日常を味わえることもある

<日本人学校の良いところ>
・日本の勉強に遅れととらない
・学力レベルが高い
・日系の塾に通う必ろ>
・日本の勉強に遅れととらない
・学力レベルが高い
・日系の塾に通う必要ない
・日本の受験の選択肢が多い(一般入試/帰国子女入試)
・日本からきた場合は子どものストレスが少ない
・運動会がしっかりしている
・手続きがスムーズ
・ウェイティングがない
・習い事や英語検定等々日本人にとって日常生活で役に立つ情報が手に入りやすい
・学費が安い
・退学通知1ヶ月前で返金してもらえる等々、学費支払いスキームが親切
・寄附金が不要、頻繁な募金要請なし
・スクールトリップの費用がお財布に優しめ

我が家の場合、5歳という年齢、私も夫も語学に苦労しており、インターナショナルスクールというものに入れば私たちのような苦労をしなくて済むのでは、せっかく期間限定の海外生活だ、と今考えると非常に短絡的な理由で日本人学校(及び日本要ない
・日本からきた場合は子どものストレスが少ない
・運動会がしっかりしている
・手続きがスムーズ
・ウェイティングがない
・習い事や英語検定等々日本人にとって日常生活で役に立つ情報が手に入りやすい
・学費が安い
・退学通知1ヶ月前で返金してもらえる等々、学費支払いスキームが親切
・寄附金が不要、頻繁な募金要請なし

我が家の場合、5歳という年齢、私も夫も語学に苦労しており、インターナショナルスクールに通えば
・私たち夫婦のように語学の苦労をしなくて済むのでは
・せっかく期間限定の海外生活
・私のように日本以外で稼げない人間になってほしくない
と今考えると非常に短絡的な理由で日本人学校(及び日本人幼稚園)の存在を知らせずに幼稚園部門からセカンダリーまで一貫のインターナショナルスクールに入れました。

インターナショナルスクールは学力が高いところや人気校はウェイティングなことが多く、1年待ちが当たり前の場合が多くいつ入学できるのか分からず見通しがつかない事が当たり前です。子どもと長時間一緒に過ごすことが苦手な私にとっては非常に困る。子どもも学校の方が楽しいに決まっている。すぐに学校に入れたい。引っ越しして土地勘もなく、勝手も分からない中、子どもが家にいて自由に片付けができずに身動きが取れないなんてストレスしかない。
そのため、息子はウェイティングのない、ESLが充実していてかつ日本で入学試験をしてもらえるインターナショナルスクールで面接を行い、香港に住んですぐに入学しました。
息子が入学してみて、ずっと日本の田舎で育ってきた私ににとっては新鮮なイベント(CRAZY Hair, Dayダンクチャレンジ,Book Week,Pink Shirt Day,Multicultural Week等)が多く、シンプルに毎月楽しいです。
息子自身も気の合うお友達はイタリア・ドイツ・韓国出身なので、国によって人を判断するのではなくダイバーシティを少なくとも私よりは身についている(理解している)のではと考えています。
一方、予習、復習、宿題がないため息子の勉強の進捗が全く把握できないため、親としては学校だけでは学習面が不安になりました。加えて補習校や塾に通わしたり、家庭教師をつけたりする日本人家庭は多く、焦りも感じました。金銭面の負担が大きいし、母語の確立は思っていた以上に難しいという・・・考え方や目標がそれぞれ違うのだと割り切れれば良いのですがね。

香港・シンガポール共に日本人小学校があり、しかも学力のレベルが高いと言われています。噂によると日本人学校の中での学力ランキングがシンガポール1位、香港2位、だとか。
全国統一小学生テストみたいなもの(観点別学力到達度診断「標研式CDT」)があるので、そのランキングや平均値から順位を言っているのでは、と思うのでただの噂ではないのでは・・・?と考えています。実際、3ヶ月ではあるがシンガポール日本人小学校に通った時の授業参観の様子を見て解答スピードの速さ、正確さには驚きました。みんな優秀。
鼻くそほじっているようなボーッとした生徒が一人もいない・・・・
息子の担任はとっても感じも良く、頭の回転も早いとっても素敵な担任でしたが、こればっかりは当たり外れはあるかな・・
ただ、親的には、鍵盤ハーモニカ、リコーダー、絵の具セット、習字セット、指定のノート等々購入したくないものを用意する必要があることが非常に面倒であった。PTAは幼児がいるため候補対象外のため経験はないが周りの話を聞くと忙しそうで恐怖でしかない。議事録を書いたり、バスのお金の徴収があったり・・・と当たり前なのかもしれないけれど、親の負担が大きいなぁ、と感じます。
その分、日本人小学校ママだけにくる単発アルバイトの話や、買い物のお得情報や長期休みにの過ごし方の工夫など日本人向けの情報量が桁違いに入ってくるので、羨ましいな、と感じることも。
日本人小学校に通った経験についてはまた別記事に。

将来帰国のタイミング、受験をどうするのか、子ども本人が勉強をコツコツできるのか、日本語が必要なのか、親が管理できるのか。現時点で完全に人体実験をしているような気分。結局は人それぞれなのでどっちが良いなんて野暮なことは腐っても言えないなと思う今日この頃ですが、私の経験が少しでも参考になりますように今後はバイリンガル教育、ESL、学費、発音、学校選び、スクールイベントのこと等々詳しく書いていこうと思います。

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