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タッチフット 2020秋 関西一般女子決勝の記録
今回、関西一般女子トーナメントの決勝を見る機会を得ましたので、感じたことを個人的に記録しておこうと思います。
このゲームでは、チームを引っ張る選手の気迫と、コンディション、タッチにおけるフラッグ経験者のプレー特徴が目を引きました。
試合のおおまかなポイント
優勝チームは「虹翔∞(にじかけるえいと)」 強豪の関西アウィリーズとの対戦で、先制したのち一度は逆転される難しいゲームを19対18で制しました。
虹翔∞は、QBのミヤ選手、そしてNTのモエ選手の二人のコンディションが良く、序盤からキレがありました。対戦相手がスロースタートだったことで、流れがよくなりました。
(今年はコロナ禍により、コンディションを整えることが、それぞれに難しかっただろうと考えています)
QBミヤ選手は、相手エンドが引いたダウンに、躊躇無くロールすることで、落ち着いてパスをヒットさせていました。これが後半最後のドライブにつながります。
虹翔∞のNTモエ選手は、コンディション良く最初から激しく入ったことで、試合のポイントでのパスディフレクトという結果を出しています。
とくに、トラポンのカットと、4Qインターセプトにつながったパスディフレクトが大きいです。NTの機能性は本当に大切だと思います。
(最速の選手をDLに置くのがトレンドです↓↓↓)
他に、虹翔∞の秀逸なプレーは、1Qのトラポンのセーフティのパスカットと、4Qのゴール前まで進むロールパスでのセンターのコース取りがありました。
フラッグ経験者のプレー
この試合の、個人的なMIPは、WCB(Weak-side Corner Back)のコッコ選手です。
フラッグ経験者のようで、守備の『個人戦術』(動きのルール)が一般的なタッチの女子プレーヤーと違っています。
この決勝では、トラポンを2回止めていて、さらにラストプレーで相手エースへの逆転TDパスも(抜かれているものの結果として)止めている。
(タッチフットでは通常「止まらない」プレーです)
これが、フラッグ特有の方法論なのか、個人の問題なのか1試合を見ただけでは判断できませんが、目を引いたことは記録しておきたいと思います。
(個人的には、欧州サッカーのゲームに南米の選手が入ったようなプロトコルの違いを感じたわけです)
以上、熱戦の決勝戦は楽しかったです。
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