写真集を作っています。
こんにちは。石田シンヤです。
きちんとした写真集を作成することを、今年の目標のひとつにしていたのですが、4月になって具体的に動き出しました。
ステイトメントの作成と、その内容にそった写真の一次セレクトが終わり、ダミーブックの作成をデザイナーさんに依頼したところです。
このあとも、撮り足し、2次セレクト、再度のダミーブックの作成、用紙の選択、デザインの決定、価格決め、校正、入稿とイベントは続くのですが、ひとまずスタートが切れてよかった。
写真集の完成は10月に予定している個展に合わせる予定です。時間的にはまだ余裕はありますが、その分丁寧に仕上げていきたいと考えてます。
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写真集作成のきっかけは、昨年末に参加した鈴木達朗さんのワークショップで、参加の目標を「写真展の開催と写真集の作成」としたところから始まったのですが、写真集の作成は安易に設定した目標ではなくて、1年ぐらい前から考えていたことで、ワークショップを具体化したということです。
ワークショップでは、これまでに撮ったスナップやポートレートから気に入ったものをセレクトしたり、新たに撮ったものを追加したりしていきました。
年末でワークショップはいったん終了したのですが、その後も撮り足しとセレクトを続け、4月になってようやく写真集の素案ができました。
今回の学びは、ステイトメントを作成することで、写真のセレクトに方向性が見いだせるということ。好きな写真でもステイトメントに合わないものはどんどん外していきました。逆にステイトメントもまったく何もないところから作るのではなく、セレクトした写真のイメージを言語化するという作業であり、ステイトメントの作成と写真のセレクトは鶏と卵の関係にあるのだと感じました。(あくまで僕の場合ですけど)
つまり何が言いたいかというと、撮りためた写真のイメージを言語化することでステイトメントを作成し、そのステイトメントを軸に撮りためた写真を再セレクトするということで写真集の純度が高まるのだということです。
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最後に、Zineと写真集の僕なりの定義付けですが、Zineは撮影・編集・デザイン・入稿をすべてひとりでおこなうもの、写真集はデザイナーさんや出版社(あるいは出版レーベル)と協力して作成するものと考えています。
なので普段作成している写真修行僧などのブックはZine、今回作成するブックは写真集と言うわけです。
このNoteは、写真集作成の記録として、またこれから写真集を作る人の参考になればと、公開できる情報を順次書いていきます。よかったらまた見に来てくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。