茅ヶ崎
茅ヶ崎に移住して丸6年が経つ。
この街の良い所なんて挙げれば沢山あってキリがない。
なので今日は僕の中で、本当にこれが住んでて最高だなと思える事を1つ書かして頂こうと思う。
ご近所さんだ。
ご近所さんに恵まれる確率がグッと高いように思う。
僕と同じように皆んな、海が好きでアウトドアが好きでお酒が好きな人たち。
同じ趣味を持った人たちが集まっている街だと思う。
家の前でBBQをしていると、フラッと近所の方がビールと一品を持って自然と集まってくるのだ。
都内ではこうは行かないと思う。
6年経った今も引っ越して来た当初と同じように、海でサーフィンをした帰りの自転車に乗りながら遮られる建物がない抜けた青空を見上げて「旅行に来ているみたいだな」と思う。
非日常的な日常の暮らし。
これを求めて来た人たちが集まっているのだから、それは楽しいに決まっている。
ゆるめのポジティブに街が支配されている。
何かに似ていると思っていたら、アレにそっくりだ。
バンコクのカオサン通りでバックパッカー達が安宿の1階のカフェでゆっくり朝食を摂りながら今日はどこへ行こうか集まって色んな話しをしている感じ。
お金持ちの旅にはない、時間が少し溶けた感じに凄く似ている。
軽く呑んで、軽く肉を焼いて、また明日。
軽いのだ。
ご近所さんとの会話も良い意味で軽い。
いや、どんな会話をしていても、夕方に吹く海からのゆるい浜風とビールで軽く感じてしまうのかもしれない。
旅先で深刻な話しをしないのと同じだ。
だから、何の会話をしたのか余り覚えていない。
覚えなくてよい事は覚えなくてよい。
みんな自分の中の茅ヶ崎を生きている。
続きはまた今度。