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アウトプット考

~日記メモというか最近考えていたこと~


・第三回あきやさん講演会での「アウトプットを盛る人はファッションも盛る」件、自分はどうかな~盛らないタイプかな。と思った。ちょっとスカしたいという気持ちがあるし、私が盛ると「盛ってます」という力みばかりが強く出てしまいそう。「力みが出てたって別にいいじゃん」と思えないところがスカしてるんですね。うふふ。

・私はどうもカッコつけたい癖があるらしく、ある程度完成した状態だけを人に見せたいようで、試行錯誤してる様子を悟られたくないみたい。ファッションにはどう表れるんだろうか。

・アウトプットってその内容が例えエッセイや日記などのノンフィクションだとしても、いったん個人の目を通して出てくる表現なので、私はすべてのアウトプットがある意味フィクション、ファンタジーだと思っている。

前回のnoteを書いたあと初めて感じたことがあって、それは「アウトプットするということは、世界に自分の領域を少し広げることなんだ」という感覚。
自分から出た言葉が自分の粒子として世界に少しだけ漂ったような。
ファッションもアウトプットなら、身に纏うものによって自分の存在を内から外へ広げるイメージ。領域展開。

・カオナシの話から思い出したのが「ムーミン谷の仲間たち」に出てくるニンニという子。
ニンニは養母に意地悪な皮肉ばかり言われているうちに姿形が透明になってしまった女の子なのだ。(この発想すごい)
ムーミン一家と一緒に過ごす中で少しずつ姿を現すのだが、ある出来事に対してめちゃくちゃ怒ることで完全に自分の姿形を取り戻す。
心理的な抑圧から文字通り「自分を殺して」生きていたニンニが、感情を表に出すことで自分の存在を、自分の手で、この世に甦らせるのだ。すごい。
ムーミンシリーズは昔図書館で読んだものだけど、「ムーミン谷の仲間たち」だけはこのお話のために購入して手元に置いてある。
ヤンソンさんの絵はめっちゃ可愛い。

・私、自分のnote読み返すとわりと面白くて好きだなって思う。おめでたい。

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