前兵庫県知事 斎藤元彦の実績とは~公約の達成度判定に基づく客観的考察~
【序章】
みなさんはじめまして、石○△(まるさんかっけえ)と申します。
初めてのNote投稿になりますのですこしだけ自己紹介をさせていただきますと、こういうもの(↓)でございます。
Xをやっている方はぜひ見つけて登録してください、
そして今後ともよろしくお願いいたします!!
さて、見ての通り普段は石丸さん関連情報を中心に政治・経済・社会に関する投稿を行っているわけですが、
その中でも地方政治に関する関心・熱量が自分の中で最近上がってきており、各自治体の首長の動きや選挙等を追っています。
そんな中でいま注目は、やはり兵庫県。
連日連夜の報道が続き、日本中の関心を集めてますよね。
センセーショナルな見出しや情報が飛び交う中、
先日議会で不信任案が可決され、斎藤前知事はその結果を受けて失職⇒出直し知事選挙への挑戦という選択を取りました。
それを受けて報道は引き続き過熱し、
斎藤前知事や、対抗馬となる候補者のニュースが流れてくるわけですが、
個人的には日に日に違和感が増していきました。
それはメディアが本来の仕事を果たさず、偏向的・感情的・印象操作的報道を行っているように感じたことから。
例えばXでも投稿したのですがこちらのようなニュースたち。
メディア(特に報道メディア)の仕事ってこういうことなのか。
もちろんこういう話もあってもよい。
でも情報を取り扱うプロとして、
もう少し客観的で、冷静な報道もしてもらいたい。
こんな情報ばかりで兵庫県民はどうやって正しく斎藤さんのことを評価できるのだろうか。
そう思っていたところ、一部メディアでようやく斎藤さんの知事としての実績に関して触れるように。
『斎藤知事 公約達成、着手は98%』
おぉ、すごいじゃないか、どんな内容なんだ。と思って記事を見てみると、なんとそれは『本人の発言』とのこと…
おいおい。
それが本当なのかを客観目線で検証・分析して、正しく国民や有権者に伝えるのがメディアの仕事じゃないのかと思った。と同時に、
もうメディアに期待していても仕方がないから自分でやってみよう。と。
そんな思いから、立ち上がり、いまこのNoteを作成するに至ってます。
【いざ本題『そもそも斎藤さんの公約の中身とは?』】
さて、前置きが少し長くなりましたが、
ここから先、プレゼンテーション風にしたてて自分が行った分析を
皆さんに共有していきたいと思います。
まず、今回の検討を行う意味。
序章で述べた部分と重なりますが、メディアに対して不満を持ちつつ、
やってくれないなら自分で。
そしてこれが兵庫県のみなさんや、この問題に関心を寄せる皆さんに
少しでも役に立てばとの思いで。
次に、斎藤さんの公約とは何だったのかを確認。
斎藤さん本人は173項目中171項目が着手または達成といってるようだけど、本当なのか。
そこで、さいとう元彦公式ホームページを訪れて政策を確認。
あれ…ざっくりとした内容は書いてあるけど、
詳細な公約集のようなものは見当たらないな…
本人が言う173項目とはどこにあるのか。
そこでしばらくネットやXなどで情報を集め続ると、
こちらの記事に目が留まる。日本ファクトチェックセンターの記事だ。
ふむふむ。読んでいくうちに、記事内のこちら(↓)の個所にさらに注目。
うぇいばっくましーん…??
わけもわからずとりあえずサイトにアクセス。
半信半疑の状態のまま、斎藤さんの公式ホームページのURLを貼り付け、
そして日付をさかのぼってみる。
その結果なんと。
見事に2023年5月29日のアーカイブで、
政策(公約)集『さいとう元彦の約束』をゲットできた。
…テクノロジーってすごいな。笑
(ドラえもんがタイムマシーンに乗って現代にやってくる日も意外と近いのかもしれない)
さて、無事に公約が入手できたところで、早速中身を確認して整理。
なんと全部で16テーマ、136項目。
本人が言っていた173項目とは少しギャップがあるが、それだけ就任以降やりたいことが増えて新たに取り組んだということだろうし、3年もあれば公約の中身が少し変化するのは自然なことだと思う。
とはいえ、この公約自体は選挙の際に有権者と約束したものではあるので、その達成度を判定することはいうまでもなく大事であろう。
ということで、整理した16のテーマとそれぞれに連動する項目数の整理は以下の通り。
あぁ、斎藤さんが知事になったタイミングはまだコロナ禍だったんだな、
と再認識しつつ、その他幅広く公約を掲げていたことを確認。
これは確かに有権者が期待を持てる内容だ。
次に一つ一つの項目をリストアップした詳細版がこちら。
この整理だけでも骨が折れる。とにかく項目が多い…。
本当にこれを全部検証するのかとちょっと弱気になる…がしかし、
目的に向かって頑張ると決意を決める。
【検証作業へ(斎藤知事の実績やいかに…?)】
さて、ようやく公約の中身の確認と整理がついたところで、
いよいよ検証作業へ。
これが本当に気の遠くなる作業だった。
一つ一つの項目に対して、
Google、Chat GPT、兵庫県ホームページ、各中央省庁ホームページ等を駆使しながら実績を調べていく。
正直にいうと、途中でやめたくなった瞬間もあった。
しかし、作業を進めれば進めるほど、公約に対して確実に実績が積みあがっていく。
斎藤さん、自分で言ってたように確かに公約の実現に向けて動いてたんだな…。
そう思いながら、早朝や深夜の空き時間を使ってなんとか手を動かし続けた。
作業開始してから何日たっただろうか、
最後の項目の検証作業が終わり、思わず息をふーっと吐く。笑
めちゃくちゃ大きな達成感とともに、
これを早くみんなに伝えたいという思いでPPTの作成を始める。
【検証結果やいかに】
それではいよいよお待ちかね、検証結果の共有へ。
まずは検証(公約の達成度判定)を行った前提のおさらい。
そして全体の結果がまずこちら。
○(おおむね達成)だけで数えると全体で70%。
また、任期を残り1年残しているためまだ進行中の公約も多いと想定されるため、それを考慮して△(着手・部分達成)も加えると85%。
これは客観的に見て非常に立派な数字だといえるのではないか。
テーマ別の達成率でみると以下6テーマが100%となっており、
斎藤さんとしても優先度高く取り組んでいたものといえる。
☑高齢化社会への対応
☑子供大切に育てる社会をつくる
☑駆動力を持った兵庫経済をつくる
☑絆を深める共生社会をつくる
☑女性、若手、民間人材登用を進めて(行政)組織に多様性を
☑ICTの力で仕事の進め方を変革
ここでふと、疑問が浮かぶ。
特に「人」に関する項目に関しては力を入れて積極的に取り組んでいたようだが、
その斎藤さんが誰かをあそこまで追い詰めるようなパワハラをしうるのか。
その他告発されているようなひどいことをするような人なのか…?
大きな「?」がいくつも頭の中に浮かぶが、
これは今回の検証の範囲ではないので、
その判断は皆さんに任せたいと思う。
続いて、各項目の詳細な検証結果はこちら。
それぞれの公約項目に対して、判定結果、判定の根拠、
情報ソースをのせているので、詳細確認したい方はぜひご覧ください。
以上が検証・分析結果の全量です。
さて、みなさんはどう思いましたでしょうか。
「斎藤さんはやっぱりやることをしっかりやっていた」
「これを進める過程で既得権・利権を守りたい勢力が斎藤さんをはめた」
「やることをやっていたとは言え、やり方をもうちょっと気を付けたほうが良かったのでは」
いろいろな思いがあると思います。
僕自身今回の分析を通して思ったのは、
まずは公約の量も、細かさもすごい。
少なくとも最初、知事を志した時には本当に細かく、
そして真面目に兵庫県をよくするための施策を練りに練ったのだろうという想像ができる。
また斎藤さんの実績の確認がしっかりとできたし、
そして県レベルで行政が行っている様々な取り組みが見えて、
また改めて各自治体の首長や議会、
行政に着目していく上での非常に良い学びであったと思う。
そして繰り返しになるが、
これだけの項目に対して着実に実行を進めてきた斎藤さんの知事としての実績は、確かなものといえるのではないか。
パワハラ疑惑にまつわる道義的責任、
法的責任については引き続きメディアや専門家に明らかにしてもらいたい。特にメディアはもっと中立的・客観目線で仕事をしたもらいたい。
ちゃんと責任を果たしてください。
そのうえで、兵庫県民の皆さんが未来に向けて自信をもって決断・行動できることを願うばかり。
という結びのコメントをもって、
石○△が届ける『前兵庫県知事 斎藤元彦の実績とは~公約の達成度判定に基づく客観的考察~』を完了とさせていただきます。
以上
【編集後記】
こちら最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
自分がまとめたこの中身が少しでも誰かの役に立つように。
そして兵庫県民の皆さんが自分の県・ふるさとの未来について考えて決断するときの役に立つように。
そうなるとほんとにうれしいなと思っております。
自分なりに、今後もこのような活動を続けていければと思っておりますので、引き続きご愛好いただけますと幸いです!
また自分の宣伝となり恐縮ですが、
実は安芸高田市の前市長、石丸さんの実績についても調査・分析してまとめたものがありますのでご興味あればぜひ!!
こちらはYoutube(まるさんかっけぇチャンネル)にて公開してます。
よろしくお願いします。