カフェでの1人ブレスト・支援ツール
カフェで考えごとをするときに こんなのあったらいいな
〈妄想ワークショップ・レシピ#7〉
僕にとってカフェの用途のひとつは、集中したいときにいくところです。
程よい雑音があり、家やオフィスとは違う環境に身をおくと、考えごとに没頭できます。
集中力が続くのは2、3時間限定なんですけど…
そんなとき、考えごとを手助けしてくれるツールがテーブルの上にあったら嬉しいなと思って考えてみました。
レシピのテーマである「まちづくり」に無理やり繋げると、カフェからまちの未来を考える的な?
【レシピ】
カフェでブレストするときの「あったらいいな」を3つ考えてみました。
1)ワークシート・紙ナフキン
紙ナフキンがワークシートになっている。
ランダムにいろんな種類のワークシートが入っていて、「おっと、こんなの引いちゃった」とアクシデントを楽しみつつ、考えごとを進める。
書いたあとは、持ち帰ってもよし、SNSにアップしてもよし、紙ナフキンとして使ってもよし。
また、お店に掲示板を用意して、貼り出すのも面白そう。
テーマを決めて、大喜利みたいに。
「まちの資源×あなたの得意ごと」とか。
2)タングラム・コースターと角砂糖・積み木
書くだけではなく、カタチをつくりながら考えたいときは、コースターがタングラムになっていたり、角砂糖が積み木になっていたりしたら楽しそう。
仕事が進まないときは、1センテンス進めたら、積み木を1つ積んで楽しもうという風に、やる気スイッチをストイックに押すためのツールとしても使える。
3)カップの底に名言
アイデアを本質的に深める際は、名言から刺激を受けることもある。
例えば、カップの底に名言が書いてあったら、飲み進めるのが楽しみになり、一杯飲むと刺激を1つもらえる。
アイデアも深度化するし、お店の売り上げも上がるかも!?
【ポイントの振り返り】
次は、まちの個性を活かしたオリジナルのワークシートを考えたいです。
そうすれば、カフェからまちの未来を考えることにつながるかも⁉︎
カップの底も名言も偉人のものではなく、まちのエピソードが書かれていると面白そう。
会議室に集まってワークショップするのではなく、人の集まるカフェにブレストツールをおくことで、自然体で、時間も気にせず、多くの方が参加できるまちづくりを企画したいです。
妄想ワークショップ・レシピについて
未来をつくるのは妄想力。そして、ワークショップは「妄想作成装置」。
「妄想ワークショップ・レシピ」では、ふと思いついたけど実現には至っていないもの、まだ思いつきに過ぎない柔らかい状態のものを、楽しく妄想し、紹介していきます。
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