Tableau Publicが転職活動で自己PRに使えた話
本記事について
Tabjoのアドベントカレンダー2023に便乗させていただき、久しぶりのブログ更新です。
前の記事もTabjoのアドベントカレンダー用の記事でした(もっと書け)
Tableauに関するTipsがぎゅぎゅっと詰まった素晴らしいアドベントカレンダーなので、もちろんTableauネタを。色々考えたのですが、つい先日行われたSalesforce World Tour Tokyoの中でTableau Publicに関するセッション登壇させていただいたこともありますので、私のパートでお話しした内容を中心に書いていこうと思います。
2023年1月に転職したのですが、その際にTableau PublicもPRの1つとして使えたよ、というお話。
自分の武器として使うために必要だと感じたポイントをまとめてみます。
Tableau Publicってなに?
「Tableau Public」という言葉はいくつかの場面で耳にすることがあります。
1つはTableau Desktopの機能ほぼ全てを無料で使える「Tableau Desktop Public Edition」、
もう1つはプラットフォームとしての「Tableau Public」です。
過去のTabjo noteでtomoさんが詳しく説明してくださっている神記事がありますので、詳細はぜひこちらをご覧ください。
武器にするための3つのポイント
私が活用したのは、プラットフォームの「Tableau Public」です。
Tableau歴5年の私は現在120ほどのVizを公開しています。
もちろん初期のVizもあるのでそれはそれは恥ずかしいのですが、私のTableau成長過程がまるっとわかる状態になっています。
つまり、このTableau Publicこそが私のTableauスキル証明になっているわけです。これを活用しない手はないですね。
ここからはTableau Publicを自己PRとして活用するためにオススメのポイントをまとめます。
あくまで私が転職に活用できたなと感じただけで、転職を保証するものではないです(当たり前)
ポイント1)ある程度のVizを投稿する
私のTableau Publicトップページはこちら
PC画面で見た場合、12個のダッシュボードサムネイルが見えている状態になります。それ以上見たい場合は「さらに読み込む」ボタンを押す仕様。
「私Tableauこれくらいできます!」というPRに使うのであれば、せめてこの1画面はVizで埋めておきたいところです。100本も200本も挙げる必要はないので(もちろんあっても良い)、まずは12本アップを目指すところから始めてみると良いと思います。
1~2個しかアップしてない場合、もしかしたらその2つにその方のスキルがぎゅぎゅっと詰まっていたとしても、相手がTableauを知らない人だったら「あ、2個だけなのね」となってしまう可能性が高いです。
実にもったいない。
幸いにもTableauはハンズオン型の学習コンテンツがこれでもかと公開されています。ちょうどTabjoアドベントカレンダーの2日目に愛さんが学習コンテンツをまとめてくださいました。
みなさんもLet's 1日1Tableau。
ちなみに、Tableau Public自体も学習コンテンツとして使えます。
Viz of The Dayや、様々なテーマに沿った特集はもちろん、自分で作ってみたいダッシュボードの検索もできます。2023年8月にはTableau PublicにアップされたVizの数が800万を突破したと発表されました。世界中の方が公開したVizを見るだけでもとても勉強になります。
Tableau Public Topページ
をスクロールしていくと、
・Trend
・Social Impact
・Time Series Analysis
・Buisiness Dashbords
・Arts and Culture
・Maps
など、多様な特集が組まれています
ポイント2)オリジナルVizにもチャレンジ
学習コンテンツの多くは「これを再現してみよう!」というもの。
お手本を再現することでTableauスキルの引き出しを増やし、向上させていける手段として最適です。
ただ、誰が作っても同じものが出来上がるため、Tableau PublicをPRとして使っていくのであればオリジナルVizも入れておくと、話のネタにもなるのでオススメです。
オリジナルVizを作るために一番大変なのはテーマやデータを探すこと。
なので、それに適した参加型チャレンジをいくつかご紹介。
ポイント3)プロフィールをちゃんと書く
Tableau Publicにはプロフィール欄があります。文字でPRすることはもちろん、各種SNSへのリンクも入れることができます。
Tableauに限らず、Salesforce界隈はX(旧Twitter)やLinkedInで情報交換が行われることが多いです。
なので、各SNSとアカウント名を統一するのも大事です。
あとアイコンの写真も統一しておくのがオススメ。
顔出しせよということではなく「統一」が大事。
アカウント名やアイコンをきちんと整備しておくと、オフラインイベントで
「あのアイコンの人ね!」「あのアカウントの人か!」
と認識されることが意外と多いのです。
自己PRとしての使い方
ここまでやれば、立派な自己PR素材としての準備ができました。
実際の転職活動での利用シーンとしては、
などなど。
私の転職の場合はTableauスキルを求められるポジションへの応募でしたので
「すごいの作られてますね」(若干引かれる)
「これ業務でも使えそうです!」
など、面接官との話のネタになりまくりでした。
そして何より、スキル証明になります。
私はTableauの公式資格何も持ってないのですがw
ちゃんとTableau使えるよというアピールに繋がりました。
転職後に社内で自己紹介する時にも有効でした。
データで彩る生活用に作ったVizは「なんだこれ!?」と、印象付けにバッチリ。
また、知り合いが私のTableau Publicを紹介をしてくださり副業に繋がったことも。まだ実例は少ないと思いますがTableau Publicの「お仕事募集中」ボタンからコンタクトをいただいたこともあります。(こちらもプロフィール画面から表示設定できます)
Tableauを始めるまで「私これができます!」と証明できるものを持っていなかった私にとって、自分のスキルと努力を見える化できるTableau Publicは本当に大切な存在になっています。
これからTableau Publicを使い始めるという方も既にお使いの方も、どんどん活用していきましょう〜!