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読んでもオモロイ演芸台本❹ スパンキープロダクション 1(わん) 「イエス!井上クリニック」
本日、2020年3月21日(金)は、スパンキープロダクションの1(わん)さん初単独ライブでした。
これからしばらく活動休止に入られるお2人に、一抹の寂しさを感じつつ。
袖からの写真。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21275659/picture_pc_c2ec9fea6b6378a53867b38748d4c138.jpeg?width=1200)
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21275683/picture_pc_efc1768b6c0671f229da42c1b34969c9.jpeg?width=1200)
ブレブレ、ごめん。
こうして2人で登場することも、しばらくないんだなあってしんみりしてたら
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/21275853/picture_pc_e4f2de72b60c0bacba959d4171ae4718.jpeg?width=1200)
のりおさん、泣いちゃった。あかん、私もうるっと。
今日も全力で7本(8本?)の漫才をやり切られたお2人!ほんとにお疲れ様でした。
実は私も過去に、 お2人にネタを書かせていただいておりました。そこで今回の「こんなネタを書いてきた」は、今夜の1(わん)単独ライブ番外編としまして、当時の台本をご紹介いたします。
毎月1回、道頓堀ZAZAにて行われている『お笑い新ネタライブ』に作家メンバーとして参加していた頃のもの。
当時、ボケの井上さんが、相方の中尾さんの顔を『ブスだブスだ』といじってはったので、作家として入るならば全く違う方向でいきましょう!と、張り切って書いたら、全編、中尾さんの顔いじりのネタになっていた。
こういう時、私は自分自身が本当に怖くなりますわ。
なんしょんぞい。
前回投稿した海原やすよともこさんのネタが、かなり前のものだが整形で、今回もまた整形でございます。
整形はネタになりやすいけど、演者を選ぶものでもあります。そのコーディネートこそ作家の仕事。というわけで、以下、本編です!!どぞ!!
●タイトル『イエス!井上クリニック』
●演者:1(わん)
●道頓堀ZAZA 新ネタライブ
●2018.2.28
井上「ぼちぼち副業を始めたいと思ってな」
中尾「副業?本業もままならんのに、なんで副業やねん」
井上「だって、俺らもいつ落ち目になるか分かれへんやん」
中尾「あのな、落ち目になるっていうのは上り詰めた人が言うことや。俺らまだいっぺんも上ってへんやん」
井上「いやいや、将来の安定を考えたら手堅い副業を持ってる方が、圧倒的に賢い生き方ぁぁぁぁ!(拳を突き上げる)」
中尾「誰に何を吹き込まれたんや!?副業なんか簡単にできるわけないやろ」
井上「ところが俺にもできそうな仕事が一個あるねん」
中尾「どんな仕事?」
井上「美容整形外科医」
中尾「バグったんか。副業で美容整形外科医やってる漫才師、聞いたことないわ」
井上「どうも、私が院長の井上です」(役に入る)
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