女がコロッといく瞬間。ある漫才師の恋そして、
♪フェナマーン ラブザ ウォーマーン
にゃーにゃにゃにゃにゃにゃにゃににゃー
ども。『男が女を愛する時』を歌う時、↑ここ、ごまかしがちなイシヤマです。
今日は『男が女を愛する時』転じて、『女が男を愛する時』について。
つまり、恋愛ばなしです。
……
おーい、みんなどこ行くねーん。今日は恋バナしたい気分やねん。もうちょっと付き合えやーい。
というのもね。
先日のABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』を聞いていて、膝をいわすぐらい打ちまくった恋の話しがあったのです。
だから、どこ行くねーん。また、『ここ天ネタ』かい!て、そない言わんともうちょっとおってくれやーい。
……残った方たちだけで進めますよ。
それは千里万里がデビューしたての頃の話。
例によってざっくり書き起こし。(by 上沼恵美子、シャンプーハットてつじ、北村真平)
上沼 「私らのお笑いの世界ではね、劇場の出番のいちばん最初(一つ目)がいちばん下っ端、ほんで二つ目、三つ目、中堅、いちばん最後に大看板、となってるわけよ」
てつじ「はいそうですね」
上沼 「私達がデビューしたてで、まだ出番が一つ目の時だったんやけど、ものすごくウケたの」
てつじ「そらもうドッカンドッカンね」
上沼 「けど私らの後の二つ目の男性コンビが、客おらへんのか思うほど、
ドッチラケだったの」
2人「うわー」
上沼「そしたら劇場の支配人が五日目ぐらいから、『出番を変えましょう』と。そのドッチラケを一番にもってきて、私達を二番目にしましょうって言うたんですけど、私は(気を遣って)お断りしました。だってドッチラケは大先輩やもん。『その代わり、私達、あんまりウケへんようにします』言うたら『100年早いわ!』て支配人に怒られました」
てつ「ウケないようにて(笑)ドッチラケのために」
上沼「そら、ドッチラケのために気を遣って言いましたよ」
真平(笑)
上沼「名古屋の舞台でね。一つ目が私らで、二つ目がドッチラケ」
てつ「ドッチラケばっかり言うて」
と、ここで上沼さんの衝撃発言が。
上沼「そのドッチラケの1人と
お姉ちゃん、結婚したんよ」
真平 「ええっっ!!」
てつじ「……そのドッチラケ、誰かわかってまいますやん」
真平 (爆笑)
上沼 「私、こんなこと言う自分がコワイわ」
真平 (爆笑)
上沼 「もうええやろ、結婚42年やから」
真平 (笑)
上沼 「その2人……『リズムハズム』いう名前やったんですよ」
てつじ「とうとうコンビ名まで言いましたね」
上沼 「リズムハズムの、リズムが弾まなかったんですよ」
真平 (爆笑)
てつじ「リズムとられへんかったんや」
上沼 「そして、『ピックアップ』に改名したのよ」
てつじ「全然ピックアップされへんかったと」
真平 (爆笑)
上沼 「あのな。いちおう親戚や、うち」
てつじ「けど、お姉さん、すごいですね、」
2人 「うん?」
てつじ 「ドッチラケになんの魅力を感じたんスかね?」
真平 (爆笑)
てつじ「思いません?恋するキッカケなくないすか?スベってる先輩に、恋しようなくないですか?」
上沼 「それは姉妹でも聞けないところなんですよ……」
真平 「ですよね」
上沼 「ただ、その時、その人たち(リズムハズム)は宿で泊まるんやけど、私たちは宿取ってもらわれへんから楽屋で寝なあかんかったの。きったない煎餅布団でね。そこへ、リズムさんが、『あんたら食べるもんないやろ』言うて、毎日のように焼きそばを差し入れてくれたんです」
てつじ「(お姉さん)それにキュン?」
上沼 「キュン!焼きそばに!」
てつじ「やっすい恋ですね」
真平 (爆笑)
いや、笑てるけど、これ聞いて私もキュンとしちゃったのです。
「やっすい恋」と言われようともね。
舞台でスベり倒してる先輩芸人のどこに惚れるねん!と思われようともね。
人って、ちょっとした優しさにほだされる時があるやんか。
バラの花束
打ち上げ花火
フラッシュモブでプロポーズ(白目)
そんなもん、なーんもなくていいのです。
女がコロッといく瞬間って、ほんとにあっけなかったりする。
現に
この私にも、以前そんなコロイキの瞬間がありました。
あれは、私がハタチ過ぎ。ある冬の日のことでした。
ホワンホワンホワン……
あー、ちょっと待って。回想シーン入るの待って。
ここから先、有料ページよ。確認しとかんと。
みなさん、イシヤマのコロイキ話し、興味ありますか。
1. 大いにある
2. そこそこある
3. はぁ?あるわけないやろ目ぇ噛んで死ね
はいっ。圧倒的に3が多いということでね〜(少泣)今日はアンチだらけということですけどもね〜、え〜気をとり直していきましょう。
それでは3以外の方、こちらからお入りください。ホワンホワンホワン……
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