moon / ムーンボイスシアターCD「The Child of Happiness」の感想の箇条書き
※ラブデリック「moon」本編とmoon PREMIUM EDITION同梱のムーンボイスシアターCD「The Child of Happiness」のネタバレがあります
後から足したり消したり面倒くさかったりするので箇条書きで
Track 1 / 開演
BLACKBIRDのOSTでも開演前の様子から始まるけどやっぱり好きなのか?自分は大好きです。
Track 2 / 第一幕 滝壺の年
・おばあちゃんの孫の声、幼過ぎない?と思ったけど「言語は使わないで感情表現を伝わりやすく」するためにこの年齢にしたのかな?と思った。泣き声がよく映える。
・パンのお使いに行っておくれ。→はい
・既存の音楽に楽器一つ追加して音響効果つけるだけでライブ感が出てスゴくイイ。
・「ゲームスタート」の開始音と同時に白羽の矢の儀式が開始されるのは「扉を開けて(ゲームを辞めて)」の願いの理由に繋がっている。
・白羽の矢が少年に直接刺さってるじゃん!奇盤では矢が刺さった家の主が選ばる、みたいな記述だったけどそれはただ儀式の方法を記しただけの書き物で生贄を矢が選んでくれれば何でも良いのだろうか。
・ ↑ おばあちゃんは孫がどうしていなくなったのか知らなかったので夜中寝てるスキに誘拐されたんだと思っていた。
・衛兵の2人が仕事してるの初めて見た(聴いた)。
・ココの「勇気は死ぬまで斗う~勇者は孤独」のアレンジが一番好きです。アルペジオギターアレンジに弱すぎる所がある。
・鎧の中で普通に少年が喋ったりしてるけど誰にも気づかれない。設定資料のプランメモのページに城の三宝「不言のヘルム」とあるのでその設定が生きているとすれば多分そのカブトのせい。
・自分の意志とは別に動いてるっぽいので鎧を動かしているのはゲームのプレイヤー?勝手に動く鎧の中に閉じ込められている感じなのだろうか。
Track 3 / 第二幕 酒場の客
・ゲーム中だとタオに弄ばれて「犬っころ追いかけとるアホ」と呼ばれているがボイスシアターだとタオがイジメられて悲壮感がある仕上がりになっている。
・タオ「あっ!少年!今までどこ行ってたんだよ~」(剣ブンッ)「ウワァー!何すんねん!」みたいな感じなんかなと思っていた昔。
・下着漁りBGM、エンドネシアの谷口さん感ある。
・ワンダ「え?」「え?」
・ベタなRPGのBGMをリコーダーで演奏しているので「勇者のくせになまいきだ。」感がある。
・虹に嬉しそうで良かったね。
・虹をかけてあげるイベントは生き様システムの名残?
・トラック間に観客席の環境音が聴こえる場面転換の演出が良い味。
Track 4 / 第三幕 古代の魚
・ゲーム中では残骸しか見ることが出来ない「アニマルを殺して廻る」勇者が聴けて大満足。
・少年からもバーン、ウザがられてない?「NO!」
・木村さんも好きな勇者とアダーの接触。きっと少年もプレイヤーもアガっていたことだろう踊り。
・ニジデスが2時に殺されてて笑った。
・ゲーム中では見れなかった各キャラと勇者の出会い。花火職人の家に勇者が落ちてきた時の第一声は「なんでぇ!」だろう。
・勇者VSトットテルリ。歪ギターが加わった「勇気は死ぬまで斗う~勇者、最後の闘い」は必聴。
・一方的な虐殺なのだが迫力がある。
・トットテルリが死んだ後、フローレンスは勇者に何と話しかけたのだろうか。
・ヤマネコ軒。喋れないので自慢の剣さばきで注文する勇者。
・フローレンスが持ち込んだキノコが入った料理を食べてワープする勇者。フローレンスはどういうつもりで食べさせたのか。
・フローレンスは現実世界の事も知っているがどうやって知ったかは本編でも語られない。プレイステーションの本体がmoonワールドの構造になっているのでディスクのフタ開けた時に下から覗きでもしたのか?
Track 5 / 第四幕 最後の時
・ワープした先は真っ暗な宇宙ロケットの中。このエピソードを聴くまで勇者は発射する前のロケットの中でずっとスケスケくんを待っていたのかと思ってた(相当忍耐力あるな勇者)。
・フローレンスが語りかけてくる所に丁度ワープしてきたのでフローレンスも同じ料理(キノコ)を食べて来ただろうか?
・関係ないけどココの宇宙の環境音が一人っきりの孤独と恐怖が表現されていて相当好き。どう録音したのか気になる。コレが流れながらフローレンスが語りかけるシーンがmoonの中でもトップクラスに好きです。OSTの新規アレンジは必聴。
・レイヤーの狂気と一体化し月の住人(アニマル)を皆殺しにして高笑う少年。子供の高笑いってあまり聞かないけど良い。かなり好き。声優誰なんだろう?
・呪文を唱える描写がとても禍々しい。聴き所。
・CONTINUE? の問いに「NO」と答える男の子の声。おそらくプレイヤーの声。
・天国でよく流れる聖歌隊みたいなBGMをバックにおそらくプレイヤーとおばあちゃんの孫との会話。救いの言葉で泣いたのか別れを惜しんで泣いたのかは分からない。ちょっとUndertaleのPルートエンディングを思い出した。
・現実世界で扉を開ける(部屋から出る)とmoonワールドの扉(月の光)も開く。プレイステーションのフタが扉になっていてそこが現実世界と繋がっているみたいな構造なのかな?と昔から思っていた。フタが開くとmoonワールドの住人もそこから飛び出してくる、みたいな。
・ゲームを始める→プレイステーションのフタを閉める→月の光がなくなる→白羽の矢の儀式が始まる。
・月の扉が開く時、奇盤が無くなるのはゲームのキャラクターがプログラムの呪縛から解き放たれる描写。で合ってると思ってる。
・「何でもできるゲームの世界だけどもしゲームのキャラクターが生きているとしたらどう思っているだろうか?」の部分がToby Foxさんがもっとも影響を受けたのだと考えています。UndertaleのGルートもmoonから着想したのだろうか。
・少年はおばあちゃんとタオと幸せに暮らしましたとさ。
・でもタオ現実世界にいたじゃん!「リアルとやらもなんか楽しそうじゃん!ちょっと遊びに行ったろ!」みたいな感じでおでかけしたのかな。
Track 6 / 終演
・座長おばあちゃん。貫禄ある。
・KERA-MA-GOのライブバージョンのカラオケ版がカーテンコールにピッタリ。
・花火職人の時は笑い声が湧いたり芸が細かい。「なんでぇ!」。
・CDジャケがおばあちゃんと孫でタイトルが「幸せな子供」だったので幸せな結末になる事が分かっていて聴いていて辛くはならなかった。
・↑これでバッドエンドだったら相当趣味悪いぞ!と思ったけどちょっとやりかねないな!と一瞬だけ考えた。
・これにてmoon完結。
・OSTの方が語りたいのだがハチャメチャに長くなる。